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映画・映像アートマネジメント人材養成講座 プログラム詳細

【講義】

1月11日(土)

会場:新百合ヶ丘校舎(大教室)
13:00受付
13:30~14:15全体ガイダンス[石坂健治(本学教授)、土田環(本学准教授)]
14:30~16:20講義①:総論 映画におけるバリアフリーとはなにか[山上徹二郎(株式会社シグロ代表)]
記録映画『毎日がアルツハイマー』(2012)のバリアフリー版や、性のオープン化をめざす「エロティック・バリアフリー・ムービー(エロバリ)」シリーズを製作する、注目のプロデューサーによる基調講演。

1月18日(土)

 
13:00~14:50講義②:音や声で映画を見せる![松田高加子(ディスクライバー、Palabra株式会社)]
目の不自由な方々に映画を届けるためには何が必要でしょうか。登場人物の行動や場面転換などの視覚情報を音や声にして解説する音声ガイドの世界を体験します。
15:00~16:50講義③:文字で映画を見せる!視覚障碍者のための日本語字幕[蒔苗みほ子、西山萌(NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター)]
現在、総務省では2017年度までに対象番組の100%字幕化を目指しています。耳の不自由な方々が映画や映像を楽しむためには、セリフや音情報を日本語字幕にして伝えることが必要です。こうした「映像翻訳」の仕事の工程を説明しながら、作業のなかで尊重すべきことは何かについて考えます。

1月25日(土)

 
13:00~14:50講義④:出張上映[鈴木直巳(有限会社鈴木映画代表)]
映画を観る場所は、映画館だけではありません。学校、福祉施設、野外上映など、場所に応じて映画や映像を上映する機材や費用が異なります。また、フィルムからデジタルへと上映素材が転換していくなかで、映写環境もまた大きく変わろうとしています。さまざまな上映をサポートしてきた経験を参考にしながら、映画館のない地域に映画を届けるための技術的な知識を学びます。
15:00~16:50講義⑤:みんなが映画を楽しむことができるデザインとは[磯村歩(モビリティデザイナー、株式会社グラディエ代表取締役)]
映画を上映する施設やその設備のなかで、導入すべきバリアフリーとは何でしょうか?ユニバーサル・デザインのあり方を学びながら、社会の結節点となっていくような映画館をイメージします。

2月8日(土)

 
13:00~14:50講義⑥:こどもと映画1:こども映画教室を立ち上げる~実践のために必要なこと[土肥悦子(有限会社 シネモンド代表、こども映画教室代表)]
映画鑑賞会のみならず、こどもたちを対象とした映画体験の場にはどのようなものがあるのでしょうか。金沢こども映画教室をはじめとするさまざまな事例を検討し、目指すべきこども教室の企画実現のために必要な知識や考え方を学びます。
15:00~16:50講義⑦:こどもと映画2:社会のなかの「こども」を考える[村上朗子(川崎市アートセンター)、大道優子(KAWASAKIしんゆり映画祭事務局)]
こどもが参加するワークショップの企画・運営と同時に、こどもを通した映画と社会との接し方について学びます。託児制度やこども同伴の映画鑑賞の実際、「こども向け」とされるプログラムの是非などについて、映画館、映画祭の立場から検討します。

2月15日(土)

 
13:00~14:50講義⑧:映画の配給・宣伝~バリアフリーの観点から[中野理恵(株式会社パンドラ代表)]
韓国映画『ラスト・プレゼント』(2001)の副音声付き上映や、記録映画『アイ・コンタクト もう一つのなでしこジャパン ろう者女子サッカー』(2010)のプロデュースを手がける映画製作・配給者の観点から、上映環境に配慮した配給・宣伝について考えます。
15:00~16:50講義⑨:映画の法律問題[柳原敏夫(弁護士)]
購入もしくはレンタルしたDVDで上映会を企画するのは問題ないのでしょうか?具体的なケースを考えながら、著作権をはじめとする、映画を上映するために必要な法的知識について学びます。

2月22日(土)

 
13:00~16:50講義⑩、⑪:上映企画実践講座[藤岡朝子(山形国際ドキュメンタリー映画祭ディレクター)、石川翔平(ポレポレ東中野)、石坂健治(本学教授/東京国際映画祭プログラミングディレクター)、ほか]
「バリアフリー」をテーマにした企画ワークショップを行います。受講生は各自の企画案のプレゼンテーションを行い、それぞれについて映画祭や映画館の運営に携わるプロフェッショナルが講評します。最もすぐれた企画案は、実際に特集上映のプログラムに組み込まれる予定です(川崎市アートセンター、2014年6月予定)。

3月8日(土)

 
13:00~16:50講義⑫、⑬:企画プレゼンテーション/講評[藤岡朝子(山形国際ドキュメンタリー映画祭ディレクター)、石川翔平(ポレポレ東中野)、石坂健治(本学教授/東京国際映画祭プログラミングディレクター)、ほか]

【ワークショップ(一般講座・実践研修)】

※受講生以外の方も参加できます。受講生の参加は自由です。詳細は後日HPで発表します。
2月23日、土曜日 10:00~16:00
「こども映画教室」土肥悦子(有限会社 シネモンド代表、こども映画教室代表)
会場:川崎市市民ミュージアム

川崎市市民ミュージアムの施設を最大限に活用して、小学生を対象としたこども映画教室の運営を行います。工作、撮影、編集、スタッフワークなどをこどもたちが学ぶ一方で、映画を未来に伝え続けていくために、どのような方法があるのかを検討します。

【イベント(一般講座・実践研修)】

※28日のイベント当日は受講生以外の方も参加できます。詳細は後日HPで発表します。
2月27日、木曜日(準備) 13:00~20:00
2月28日、金曜日(本番) 19:00~21:00
「音と映像を感じる―『眠り姫』アクースモニウム上映」七里圭(映画監督)、檜垣智也(作曲家、演奏家)
会場:川崎市アートセンター

映画と音を「見る」「聞く」だけが「映画」ではありません。人間の感覚を最大限に拡張し、映画を身体で「感じる」ために、音楽と映画を融合したパフォーマンス上映を企画する実践的な研修を行います。受講生は、映画をアクースモニウムで演奏するという実験的な上映を教材として、広報活動、会場の設営、当日の運営を学びます。アクースモニウムとは、電子音響音楽をコンサートで発表するために開発された多次元立体音響システムです。コンサート会場に自由に配置する複数のスピーカーを操作することによって、多様な音響空間を表現します。この分野では日本の第一人者である檜垣智也氏を迎え、声と気配で物語をつづる特異な映画『眠り姫』を、この作品の監督である七里圭氏の演出で、上映・演奏します。

【シンポジウム+映画上映(一般講座)】

※受講生以外の方も参加できます。詳細は後日HPで発表します。
3月15日、土曜日 13:00~20:00
「映画とバリアフリーをめぐって」天願大介(映画監督/日本映画大学教授)、石坂健治(日本映画大学教授)、土田環(日本映画大学准教授)、ほか海外ゲスト予定
上映作品:未定
会場:日本映画大学新百合ヶ丘校舎大教室

本年度の映画・映像アートマネジメント人材養成講座を総括するために、海外から講師を招聘して、「映画におけるバリアフリー」をテーマにしたシンポジウムを行います。映画監督、映画プログラマー、映画研究者など、さまざまな立場から、映画と社会との結節点を模索します。作品上映あり。
※やむを得ない事情により講師・授業日程等を変更する場合があります。予めご了承ください。

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