ギャオ【Gyao】で卒業制作「everything」上映!

USENが運営する映像配信サービス「GyaO」 http://www.gyao.jp/ に、日本映画学校18期卒業制作「everything」が登場する。これは、第2回山形国際ムービーフェスティバル2006 に出品した「everything」が新設のGyao賞を受賞したことによるもの。10/30~12/13までの期間限定公開で、24時間無料で視聴でき、作品のレビューを載せることもできる。 この新しいプログラム、是非試してみてください。

「everything」(45分)

[スタッフ]
脚本・監督    石黒晋也
プロデューサー 中井邦彦、日吉康仁
演出       綾部真弥、鈴木達也、木崎修平、稲川秀樹、加園裕紀
キャスティング  清水健司
制作       深野功也
撮影       向山英司、佐藤 優、田島 茂
照明       小林 拓、 石亀陽子
録音       下田義広、飯山一茂、玉井嘉浩
編集       阿部史嗣、山崎ひろ絵
記録       本田啓子
メイク      佐藤正実、知野香那子
特殊メイク    阿形 純
音楽       濱崎明寿
[統括 細野辰興]

[キャスト]
夏         平栗里美 
勇         藤川俊生
依子         キムラ緑子
美里        片岡礼子
佐古        二階堂智
園田        嶋 則人

○ 映画批評家佐藤忠男の評
「everything」は悲痛な愛のドラマだ。幼い頃に不幸な境遇を身を寄せあって耐えた男と女が大人になって…。イメージを豊かにかきたててくれる脚本を得て、これこそ自分の腕の見せどころだと集ったスタッフが、それぞれに情感あふれるいい仕事を見せている。片岡礼子さんはじめプロの俳優の方々がじつにこまやかな演技をして下さった。
○ 作品概要
児童養護施設で暮らす夏(10)は同じ施設にいる勇(11)と施設を抜け出し、自転車で夏の母親に会いに神戸へと向かう。しかし、母親には新しい生活があり夏は捨てられてしまう。そして13年後、東京。一人で生きていけるように、強くなろうとした。ある日、夏の義理の弟である瞬(13)が夏の前に現れる。心の奥底に封じ込めていた母親への感情が夏の中で次第に揺れ動きはじめる。