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2012.4.19

毎日新聞×日本映画大学×チネチッタが送る「チネチッタ 名画座」がスタート!

映画館の大スクリーンだからこそ楽しめる映画の醍醐味を認識してもらいたいと、本学が毎日新聞川崎市の映画館チネチッタとともに、映画館でみたいこの1本!「チネチッタ 名画座」を毎月実施することとなりました。

作品選定は本学の教員陣が行います。第一回目は1961年度アカデミー賞10部門受賞のミュージカル映画の最高峰「ウエストサイド物語」。
是非この機会に往年の名作をスクリーンでご覧下さい。

第一回目
ウエストサイド物語」(1961年)

4/21(土)~27(金)  上映9:30~一回のみ

第二回目
大脱走」(1963年)

5/19(土)~25(金) 上映9:30~一回のみ

上映詳細
http://cinecitta.co.jp/cinema/03299/

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石坂健治(日本映画大学教授)メッセージ

川崎市麻生区(新百合ヶ丘)に昨年誕生した日本映画大学では、監督や脚本家をはじめとするプロフェッショナルな作り手や、様々な分野のユニークな研究者たちが教鞭をとっています。いずれ劣らぬ映画好きの教員たちが、欧米や日本の映画黄金時代といわれる1950~60年代に焦点を当て、おすすめ映画を毎月一本ずつ紹介していきます。ご期待ください。

 まずトップバッターをつとめるのは『ウエストサイド物語』(1961年)です。あらためて紹介するまでもない有名なブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品で、アカデミー賞を10部門受賞した名作ですが、昨年が製作50周年にあたり、今年にかけて記念イベントが行なわれています。映画の音声をいったんオフにし、佐渡裕が指揮するフル・オーケストラが画面にシンクロさせて生の音楽を付ける「『ウエストサイド物語』シネマティック・フルオーケストラ・コンサート」が、九月に東京と大阪で開催されます。そんなイベントも心待ちにしながら、まずはオリジナルの映画版をじっくりご覧いただきたいと思って選んだ次第です。

 半世紀を経てなお輝きを増す『ウエストサイド物語』の魅力とは何でしょう。「トゥナイト」「マリア」「アメリカ」など、レナード・バーンスタイン作曲による楽曲やダンスの数々はむろん素晴らしいですが、イタリア系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人の不良グループがニューヨークを舞台に抗争を繰り広げ、若い恋人たちが犠牲になるという、「ロミオとジュリエット」を翻案したストーリーのなんと切ないこと! 本作は、いまなお世界各地で課題となっている異文化間の融和・共生の問題を、観客ひとりひとりが考えるためのヒントを与えてくれるのです。