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2016.11.25

CILECT世界大会で佐藤忠男学長がベスト・ティーチング・アワード受賞

  隔年で開催されるCILECT (国際映画テレビ教育連盟)世界大会が、今年は オーストラリア、ブリスベン (11月 19日~24日)で開かれ、映画教育の充実と発展に顕著な貢献をした大学教員に送られるベスト・ティーチング・アワードが、日本映画大学学長で映画史家の佐藤忠男氏(86歳)に授与されました。

 世界五つの地域から 150余りの映画大学が加入する CILECT連盟は、優れた映像作品の作り手を育ててきた歴史を持つフィルム・スクールの教員たちで構成され、毎年開かれる研究発表会を通して、映像教育のレベル向上に焦点を当てています。

 近年、デジタル・テクノロジーの急速な変化で、映像を作る側も観る側も新たな問題を抱えています。 CILECT 大会2016は、その変化を大学教育にもいち早く取り入れてオンライン授業の充実で目覚しいグリフィス大学が主催者となり、議論のテーマは「美学と倫理」の関係性を若者に考えさせるための教育についてでした。

 今回の受賞者は三名。ベテランの演出家アンジェイ・メリン(ロッチ、ポーランド映画大学)と世界中の映画大学院で教鞭をとる南アフリカの若手研究家ジョティ・ミストゥリー。最後に受賞スピーチに立った佐藤忠男学長は、本学園で長く続けられている1年生の授業「人間総合研究」を例に挙げて、「人間を見つめることから映画作りを始める」ことの重要さについて静かに語ると、広い会場はスタンディング・オベーションで沸きました。

 100冊を超える著書を持つ佐藤忠男学長は、早くから若者の教育に強い関心を寄せ、40年来、映画を通して若者に語りかけ続けています。
 グリフィス大学の人気オンライン講座「アジア太平洋の映画」では、佐藤忠男学長の英訳された論文「畳と刀」が必読書とされ、今回の豪州訪問で、新たにインタビュービデオが制作されて資料の一部に加わることになっています。


CILECT公式ホームページ>>http://www.cilect.org/

The CILECT Teaching Award 2016>>http://www.cilect.org/gallery/news/384/CILECT_Teaching_Award_2016_Winners.pdf

CILECT AWARD 2

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