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出前授業・県コンソーシアム連携プログラム

出前授業

県立高校生学習活動コンソーシアムのご担当者様
「総合的な探究の時間」のご担当者様
映画部(映画制作部)・演劇部・放送部等 顧問の先生方

出前授業コーディネーター
高大連携推進担当

田辺秋守 教授

高等学校で映画や映像について学ぶ機会はまだまだ少ないかと思います。
私たちは美術や音楽と並んで映像がこれからの情操(知的・道徳的・美的)教育に不可欠なものだと考えています。
そこで本学の講師が少しでもそのお手伝いができればと、「日本映画大学出前授業」という試みを行っています。

高校生の皆さんに、映画を観ること、映画を作ること、映画を仕事にすることの面白さを伝えることに加え、創造・表現を通してチームで働く力、前に踏み出す力、考え抜く力なども養っていただけるものと思います。

「総合的な探究の時間」や各教科でのご活用もご相談があれば応じます。ぜひお問い合わせください。

実施要項

開催期間 随時受付中
(※ 基本平日。土・日・祝は検討の上、調整いたします。遠方からのご依頼はご相談ください。)
開催月日 ご希望日時を指定してください
開催時間 模擬授業は30分~45分、ワークショップは60分~90分を想定(長期プログラム要相談。)
授業内容 映画映像エンタメ&表現分野に関する授業
以下に続く【出前授業一覧】から「授業番号」を選択してください。
ご依頼に応じてアレンジすることも可能です(「その他」を選択)。
開催場所 貴校教室にて(PCは本学から持参いたします)
対象者 一般生徒(全学年対象)
* 放送部、演劇部、文芸部など部活動単位でも可
申込方法 事前申込制
FAX(申込書)または申込みフォームからご申請ください。
出張講義申込書 FAX:044-951-2681
・申込みフォーム https://www.eiga.ac.jp/demae
* 実施希望日から余裕を持ってご相談、お申し込みください。

お問い合わせ pr@eiga.ac.jp 入試・広報部
費用 無料(遠方からのご依頼等、状況によっては交通費等のご相談をさせていただく場合がございます。)

出前授業一覧

ワークショップ系
授業番号①
映画監督

熊澤 誓人Kumazawa Makoto

授業名 身体表現ワークショップ
-演技の基本を身につけよう!-
形 式 ワークショップ(45分から90分,応相談)
内 容 演技を通して自分を表現してみることを目的としています。用意したシナリオで演技をしてみるのみならず、即興で芝居をしてみたり、言葉を使わず身体の動きのみで物語や感情を表現することもあります。
用 意 動きやすい服装,タオル,水など

授業番号②
批評家

大澤 信亮Ohsawa Nobuaki

授業名 文章表現ワークショップ
-魅力的な物語を書こう!-
形 式 ワークショップ(45分から90分,応相談)
内 容 面白い物語を創作するための基本的な考え方を学びます。サイコロを振り出た目の設定を元に物語を書いてみます。
用 意 PC,プロジェクター,スクリーンまたはモニター,筆記用具

授業番号③
映画プロデューサー

富山 省吾Tomiyama Shogo

授業名 映画プロデュース体験
-オリジナル企画を作ろう!-
形 式 ワークショップ(45分から90分,応相談)
内 容 東宝映画元社長によるレクチャーのもと、映画制作の出発点である企画開発を体験し、作品をヒットさせるためのコツ(=映像制作を仕事にし食べていくための発想)を学びます。ワークシートに沿ってタイトル、ストーリー、監督・スタッフ・キャストなどを検討し、発表します。企画力やプレゼン能力の向上を図ります。
用 意 PC,プロジェクター,スクリーン

授業番号④
演出

原 正弘Hara Masahiro

授業名 〝演出〟ってなんだろう?(WSバージョン)
形 式 ワークショップ(60分から90分,応相談)
内 容 5人から7人程度のグループを複数作り、ごく短いテキスト(脚本)をもとに、とある場面を、時にエチュード的な内容も盛り込んで創作し発表しあいます。演者役に何かしらの指示を出し、それらの言葉がどのように表現や内容に変化をもたらすのか(もたらさないのか?)、強調したい部分はどこなのか、そうするために何を行えば良いのか? などなど〝演出〟の端緒に触れ、文字=テキストが表現として発展していく、いわば映画作りの前段階的な物作りの面白さに触れ、興味を持つ機会になることと思います。
用 意 収録した映像を映すためのモニター

授業番号⑤
録音

若林 大介Wakabayashi Daisuke

授業名 映像を引き立てる音の世界
形 式 ワークショップ(90分)
内 容 用意された映像もしくはその場で撮影した映像の動きに合わせ、効果音や環境音をつけてみます。映画の音をどのように造ってゆくかを体験します。
用 意 ・プロジェクターとスクリーン、もしくはテレビ
・スピーカー設備
・2㎡くらいの障害物のないスペース
・機材の持ち込みがあるので車で来校することができること

授業番号⑥
映画監督

サトウトシキSato Toshiki

授業名 芝居をつくる、他者を発見する
形 式 ワークショップ(90分)
内 容 脚本を読み自分でない誰かを演じてみる。演じる俳優から自分でない者たちに起きていることを感じとってみる。そこに世界は存在しているはずです。そして彼らの物語と向き合ってください。映画は1人では作れません。人と人が混じりぶつかり理解し合う、まさに共同作業です。社会とは自分以外がほとんどです。では自分とはいったい何か? あなたはどこから世界を見ますか?
用 意 PCやiPadを投影するためのプロジェクター

授業番号⑦
国際理解教育,言語文化教育,身体論

横田 和子Yokota Kazuko

授業名 映画で考える、ファッションと気候変動
形 式 ワークショップ(90分)
内 容 「リサイクル」の名の下に先進国から送られた服の山が、途上国で環境破壊を引き起こしていることが、少しずつ知られるようになりました。この授業ではファストファッションがもたらす社会への影響について映画をヒントに考えます。あなたが大手ファストファッションの社長なら? 新入社員なら? 途上国の工場の従業員なら? 簡単な演劇的手法を用いて、矛盾する二つの声の真ん中を、実際に歩いてみましょう。“なんちゃってSDGs”(グリーンウォッシュ)ではない持続可能性について、誰にでも身近な「着る」というテーマを通して考える授業です。
用 意 スクリーン、プロジェクター、参加者が机を動かしてグループで話し合えるスペース、代表のグループ数名が前に出て身体を動かせるスペース

授業番号⑧
教育学,日本語学

守内 映子Moriuchi Eiko

授業名 小説の一文から考える表現
-日本語の視点や認識のおもしろさ-
形 式 ワークショップ(45分)
内 容 私たちは、母語である日本語を何の疑問も持たず使いこなしています。しかし、外国人から「は」と「が」の使い分けや、「おもしろさ」と「おもしろみ」の違いについて尋ねられた時に、果たして納得のいく説明ができるでしょうか。川端康成『雪国』の冒頭の一文をもとに、その場面をどのように描き表現するのかを考察しつつ、「日本語のおもしろさ」を探求します。
用 意 PC,プロジェクター,スクリーン

授業番号⑨
教育学,日本語学

守内 映子Moriuchi Eiko

授業名 異文化コミュニケーションワークショップ
-自己・他己・異己から多文化共生を考える-
形 式 ワークショップ(45分)
内 容 「異己」とは旧く『後漢書』で用いられた言葉であり、対立・敵対する勢力や集団を対象としていたと言います。しかし、ここでは文化や価値観の異なる存在であるものの、対話し共生・共存を目指す対象として捉え直します。友人間での具体的な物の所有問題について、日本、韓国、中国での実例をもとに体験的に学習。クラス内の「異己」、国を越えた「異己」、自己と「異己」を浮き彫りにしつつ、多文化共生を身近なものとして考える機会を提供します。
用 意 PC,プロジェクター,スクリーン

模擬授業系
授業番号⑩
キャメラマン

さのてつろうSano Tetsuro

授業名 映画創りはチームスポーツと似ている!
形 式 講義(30分)
内 容 映画は一人では創れません! 各役割のエキスパートが一つのチームになり同じ目標に向かい仕事をします。そこで大切なことは他部署との連携とチームワークで、それは作品の出来上がりに大きく影響します。必要とされるのは本質を見極める力と人間力です。本授業ではそんな映画業界の実際や求められる適性について現場でのエピソードを紹介しながら説明します。文化系のみならず体育会系の皆さんもこの業界でのキャリアを考えてみませんか?
用 意 PC,プロジェクター,スクリーン,スピーカー

授業番号⑪
演出

原 正弘Hara Masahiro

授業名 〝演出〟ってなんだろう?(講義バージョン)
形 式 講義(45分)
内 容 映画やテレビで作品を作るには、どうも〝演出〟というものが必要である、とは多くの人が知っていることでしょう。Wikipediaによると〝演出とは、物事を表現するときに、それを効果的に見せること。またはその役割を担当する者のこと〟であるそうです。普段の生活においても、「空間を演出する」とか「わたしの自己演出の方法」とか、決して耳慣れない言葉ではない〝演出〟。映像作品における〝演出〟とは具体的に何をすることなのか? 例として映像作品の断片や画像などを見ながら、映画製作における〝演出〟の魅力を知る一端になればと考えます。
用 意 iPadからHDMIケーブルでモニターまたはプロジェクターに接続し、動画などを視聴

授業番号⑫
哲学,現代思想

田辺 秋守Tanabe Akimori

授業名 トラウマ系ヒーローが問う社会課題
形 式 講義(45分,90分どちらでも可)
内 容 最近のハリウッド映画には、異端者や異能者の苦しみについて描いた映画が多く見受けられます。この授業では、従来の「スーパーヒーロー映画」のなかでも、トラウマ系のヒーローを取り上げ、社会は彼らをどのように受け入れるのか、どのように社会課題(差別やいじめ)は解消できるのかについて考えます。
用 意 PC,プロジェクター,スクリーン,スピーカー,マイク

授業番号⑬
SF・文芸評論家

藤田 直哉Fujita Naoya

授業名 ゾンビはなぜ走るのか?
形 式 講義(45分)
内 容 映画やゲームなどに登場する「ゾンビ」。それがスクリーンに登場してから90年近くになります。その間、ゾンビは足が速くなったり、マイナーなカルト的な存在から大衆的な人気者へと変貌を遂げました。その背景には、インターネットやゲームの出現や、社会の加速など、観客の生きている環境などの変化が見て取れます。この講義では、ゾンビを通じて、映画の観方を学ぶと同時に、現在の自分たちを見る視点を養います。
用 意 PC,プロジェクター,スクリーン,スピーカー,マイク

ご依頼内容に応じて教員を派遣


⑭ 『エンタメ業界ガイダンス』
 講義形式:映像エンタメを中心として仕事内容や適性、キャリアの形成方法を説明します。この業界で働く人々の姿を具体的にイメージできるようになることが目標です。

⑮ 『映画で学ぼう! SDGs』
 ワークショップ形式:探究したい17目標に最適な映画を上映し、課題解決に向けたディスカッションを行います。
 
 『その他』
 ・「総合的な探究の時間」の支援
 ・各教科とのコラボ授業
 ・独自の取り組みとの連携 ほか

神奈川県立高校生学習活動コンソーシアム連携プログラム

神奈川県の教育委員会が設置したコンソーシアムで、県立高校と大学や短大・職業技術校等、専修学校各種学校の教育機関及び企業、研究機関との連携を拡充するとともに、生徒の主体的な学びへとつながる様々な教育機会の提供の充実を図り、神奈川の教育や産業の発展に寄与することを目的としています。
本学は「出前授業」を中心とする様々な学びの機会を提供いたします。


神奈川県|県立高校生学習活動コンソーシアムの取組

※申し込み方法は、各詳細ページをご覧ください。全て無料で受講・体験できます。

本学が提供する連携プログラム
1.出前授業(出張講義)

出前授業一覧をご覧ください。

【分 野】 芸術・エンタメ系(映画・映像・演劇・文芸等)
【テーマ】 創作、映画教育、情操教育、メディアリテラシーに関すること。SDGs17目標を学習するための出前上映会も対応可。

2.コラボ授業(高大連携)

高校の教科と連携した授業(芸術・表現を活用した授業)を実施します。その他、高大連携に関するご相談を承っております。

【連携例】 総合的な探究の時間における取り組みの支援、進路ガイダンス、社会人講話ほか

3.その他(高校生のためのワークショップ)

高校生のインターンシップ推進事業の一環として、本学内で職業体験に関するワークショップを実施します。

「かながわインターンシップ推進優良企業・団体等表彰」で感謝状が贈られました。
〈詳細〉https://www.eiga.ac.jp/topics/20240110.html

お問い合わせ先

日本映画大学 入試・広報部
TEL : 044-951-2511
FAX : 044-951-2681
Mail : pr@eiga.ac.jp

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