2007.10.15
Category:OB
映画学校を何とか卒業してから、もう10年近くが過ぎていた。この間何をしていたのだろうか・・・。まああ、コツコツコツコツ・・・と歩んでいたわけで・・・。
そんな私が、タイで全編オールロケをした映画「ハブと拳骨」に出演をしました。
ベトナム戦争時米国占領下の沖縄の歓楽街、コザを舞台に、混沌とした時代をたくましく生きた血の繋がりの無い、兄弟、母子の物語です。私は、戦火アギャーと呼ばれる米軍物資の横流しで生計をたてている「和孝」という役です。監督はPV、CM、ドラマなど幅広く活躍しており、今回が初長編作品となる、中井庸友さん。人間ドラマ、エンターテイメント、暴力、家族愛、人種差別などが、中井監督の独特な映像美で描かれており、とても「骨太」な映画になっています。
この「ハブと拳骨」が今月20日からの第20回東京国際映画祭のコンペティション部門に日本から唯一の作品として、正式出品されることになりました。私も「赤絨毯を歩く」ということを初体験させて頂くこととなり・・・何とも、ただただ驚いております・・・。
多くの方々に是非「ハブと拳骨」を見て頂きたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。
(日本映画学校 俳優科10期生)
東京国際映画祭
「ハブと拳骨」~上映日時~
■10月22日(月)@渋谷シアターコクーン 13時20分開場(舞台挨拶に出ます)
■10月24日(水)@六本木シネマSCR6 21時10分開場