2008.04.14

Category:OB

「Let’s チャレンジ」石井隼人(ライター)

 

卒業して何年経ったか忘れたけれど、僕は今になってやっとスタートラインに立てたように思います。卒業式の日に脚本家の池端先生が「君たちはやっとスタートラインに立つんだ」とおっしゃってから、どれだけの月日が流れたことでしょう……。

 

今までの僕はスタートラインに立つどころか、靴さえ履いていない状態でした。ライターになりたいと心では思っていながら、ADやったり、カメラマンやったり、DVD作ったり、夢と離れた場所にいました。それでも映画を観ることだけは絶対にやめず、劇場をハシゴしたり、レンタル屋に入りびたったり、仲間と朝まで下北で呑んで、嫌いな映画をクソグソに言いながら新百合目指して歩いたこともありました。

 

そんな日々が功を奏したのか、先月からシネマトゥデイというwebで映画情報やニュースを配信する会社でライターになることができました。世界各国の映画人にインタビューしたり、記事を書いたり、試写会に行ったりと超充実した毎日を送っています。

 

日本映画学校がなかったら、僕はもっと別の仕事をしていたと思うし、たんなる映画好きで終わっていたように思います。脚本に出会っていなければ、脚本家・荒井晴彦さんに出会っていなければ、仲間たちに出会っていなければ……。

 

休日に学校に忍び込んで警報鳴らしちゃった話とか(←時効)楽しかった三年間の話をしたいのですが、今回は宣伝があるので次回にします。で、皆さんにお知らせ。

 

今回、僕は“MSNビデオアワード”という短編映画賞のお手伝いをしておりまして、ぜひとも皆さんに応募していただきたく、コラム依頼を受けました。5分以内の作品で、優勝したら60万円もらえるそうです。詳細は公式ホームページでチェックしてください。在学中に色々と挑戦しておくと、卒業後なんらかの糧になるはずなので、チャレンジ待っています。締め切りが近いのでお早めに。日本映画学校ばんざーい!

 

(日本映画学校 映像科17期生)

 

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