2008.09.09

Category:学生

「夏休みとアメトーーク」野々山峰史(映像科1年)

 

木曜日の夜11時15分、「アメトーーク」が始まる。
「アメトーーク」は、雨上がり決死隊が司会で、ある共通点を持った選りすぐりの芸人がトークを繰り広げるバラエティー番組。

夏休みの僕の毎週欠かせない楽しみの一つ。

 

上京する前、一人暮らしをすることにとてもワクワクしていた。
映画学校生活は一学期はあっという間に終わったけど、自分なりに満足出来た。
そして、楽しい楽しい夏休み、のはずだった。僕の200枚シナリオの指導講師・井土紀州先生は、未熟な僕の為に夏休みも定期的に面談をする場を設けてくれた。
僕は井土先生の指導を受けてシナリオを進めたかったから、帰省する期間を短くして面談の日まで一人、シナリオに悶えた。
遊びたくなっても同じゼミの友達はほとんど帰省している。一人暮らしの夏休みがこんなにだるいものだとは思っていなかった。
そんな時でも大概笑わせてくれるのがアメトーーク。

 

ガンダム大好き芸人、餃子の王将大好き芸人、華の47年生まれ芸人など、しょーもなさそうなテーマに芸人たちが熱く、面白く、マニアックにトークする。
明らかに男目線で考えられている企画がほとんどにも関わらず、番組を観覧するお客さんは20代の女性が9割程占めている。
この番組の魅力に男女の垣根はないみたい。
このコラムを書いている今日のアメトーークのテーマは、中学の時イケてないグループに所属していた芸人?長くてはっきりタイトルは覚えてないけど、麒麟の川島やサバンナの高橋などの中学時代の休み時間の過ごし方、数少ない女子との会話、当時の写真など、イケてなかった感じを赤裸々に喋っていた。

 

アメトーークは、出演する芸人たちにこよなく愛されていると何かの雑誌に書かれてあった。
その芸人の一人に、僕らの大先輩、出川哲朗!がいる。
出川先輩のボケは、偶然というのか天然というのか分からないけど、誰にも真似できないボケを連発する。
アメトーークの出川先輩は腹が痛くなる程面白い。その出川先輩の傑作はなんといっても『出川大陸』だと思う。
9月18日、ゴールデンの雨トーク3時間SPは、時間帯を配慮して緩くなるかもしれないけど見逃せない。
今まで見たことある人もない人も3時間飽きなく笑わせてくれると思う。(敬称略)

 

(日本映画学校 映像科23期生)

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