2009.03.10

Category:学生

「『信頼』と『信用』」近藤慶一(映像科1年)

 

現在、NHKラジオで放送している「映画の巨匠10人の軌跡」にちなんで、佐藤校長の講演会が先日行われた。

その後、教室の一角で、映画や入学に関する説明会が開かれ、在校生相談コーナーを担当した。
ある相談者の方が、俺の前に座ってこう話しを切り出された。
「この学校の学園祭はどんな感じですか?」
「……」
私たちの学校に、『学園祭』はない。言い方をかえれば、日常が学園祭なのかもしれないが・・・。

 

いろんな気持ちでこの学校に来る人がいる。そしてこの学校はいろいろな人たちが集まる。

だけど、映画を創るのだから生半可な気持ちで入ったら、それこそ意味のない3年間を送ることになると思う。
映画の業界に入りたいのなら学校に入らず、体当たりで現場に入って行った方がよっぽどいいのかもしれない。
それにも関わらず、この学校で3年間過ごすのなら、覚悟を決めて入学するべきだと思う。

 

自分もあと5日で1年が終わる。

この1年で学んだことは多いにある。
この学校に入れば感じ方は違うだろうが、何かしら得られるものがあるのではないだろうか。
誰もが共通して感じることだと思うこと、それは「信頼」と「信用」。
映画は一人で創るものじゃない。仲間と一緒に創るものだからその仲間たちがいかに自分を信頼してくれるか、そして信用ある自分になれるか。
そうでなければ、誰も自分の云う事を聞いてくれないし、行動もしてくれない。
そうしないと、現場は動かない。
私たちが実習で創る作品を、プロの方々は、対等な目線で見てくる。
傍から見れば学校の中の実習だが、ただの実習ではなく(お金の貰えない)仕事なのだ。

 

本当にこの学校を知りたいのなら、この学校に来て学び、感じればいいと思う。

 

(日本映画学校 映像科23期生)

ページトップへ