2009.06.16
Category:学生
スタッフ・出演者が重い機材を担いで登り、約2年間の時を掛けて撮影した映画「劔岳 点の記」。
特殊効果を多用せず、実際に苦労して撮った映像はとにかく美しい。
しかしその美しい映像の裏にある撮影時の苦労は、学生の私には計り知れないものがあります。
この映画には、沢山の先輩方が参加していると伺いました。
その時フとよぎったのは
「私も先輩方のように活躍できるのだろうか」という事。
道端で撮影するのだってこんなに大変なのに、高く険しい山に登ってなんて・・・。
この映画のように山に登るとは限らないけれど、まるで山を登るような高みを目指す現場に参加したい。
今すぐは無理でも、いつか。
その”いつか”のために私は努力を重ねていくしかありません。
もうすぐ、卒業制作も始まります。
憧れるべき先輩がいる現場へ前進するため、自らの血と肉になるような学生生活を歩みたいです。
(日本映画学校 映像科23期生)