2009.09.08

Category:学生

「“楽しむこと”と“仲間を大切にすること”」佐直輝尚(映像科3年)

 

映画の世界に生きていきたいと思い、映画学校の門を叩いた。

 

早くも卒業の年。
これから僕らの先には、最後の試練『卒業制作』が待っている。

 

ただ映画が好きで入って来た映画学校。実習を通し自分が何も考えてないことを思い知らされて来た。

 

学校で学んで約3年。本当に学んだのだろうか?

 

これまでに会った仲間達や映画人の方々は素晴らしく魅力的だったし、
何回かの映画実習は新しい発見ばかりだった。これからもその連続だと思う。
ただ、その度に気付かされる自分のちっぽけさ。
今まで見ようとせずに来た真の自分の姿だった。

 

映画を撮るということが全然分からなかった自分。
今も全然分からないし、我武者らに足掻いていくしか無いと思う。
でも、こんな僕だが二つ学んだことがある。
“楽しむこと”と“仲間を大切にすること”だ。

 

きっと卒制はキツい。そりゃそうだ、卒制だもの。
でも、その分だけ楽しみたい。
楽しむのも一人では無理だ。映画は沢山の仲間と一緒に作る。
一人では何も出来ないが仲間がいれば出来るということを本当に知った。
当たり前のことなのに……でも、そんな当たり前のことが何よりも大事にすべきことなのだと思う。

 

これからも次第にキツくなってくる卒制だと思うが、
最後には仲間と泣いて笑えるように、楽しみながら足掻きまくりたい。

 

『卒業制作』、頑張ります。

 

(日本映画学校 俳優科22期生)

 

>>22期卒業制作映画『つながり』詳細は、こちらへ

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