2011.03.29

Category:学生

「感じた事」青島秀晃(日本映画学校 映像科1年)

 

2001年9月11日「アメリカ同時多発テロ」通称9・11事件。
2000年代を象徴するような事件からあと半年で10年になる2011年3月11日現地時間14時46分。
太平洋三陸沖を震源とする「平成23年東北地方太平洋沖地震」が発生した。
本震による直接的な被害の他に大規模な津波や火災、福島第一原発の放射能漏れ。
戦後最大級の災害となった。

 

「9・11事件」や1995年に起きた「阪神・淡路大震災」etcの人の想像を超える天災や人災。
津波によって流されていく家々、元々は街があった荒地。連日伝えられる被災地のあまりにも過酷な状況。

 

しかし今回は「阪神・淡路大震災」の時とは違いtwitterやfacebook等のインターネットを通じた繋がりがある。

 

ライブで起こっている事を伝えてくれるブログ。
呟きに応じて手を取り合う人達。顔は見えないが今起きている事を伝え合い、励ましあう事が出来る。もちろん匿名性の怖さはあるが……。

 

それでも、頑張れ。日本。と励ましあい、今自分達に出来る事は何かと話し合う。

 

「東北地方太平洋沖地震」が2010年代を象徴する事件になるのならただの悲劇としてではなく、「ネット」で「リアル」で励ましあい労わりあい悲劇を乗り越えた話しとして言葉で本で映画で語られていけるようになってほしい。

 

(日本映画学校 映像科25期生)

ページトップへ