2011.05.24

Category:学生

「 ピカソになりたかった」 田村麻衣(日本映画大学 1年)

 

こんにちは。
入学して早々、人間研究です。
奮闘しています。
久しぶりに栄養ドリンクを飲みました。
むせました。

 

そんなこんなで大学には色んな人がいて楽しいです。
というのも、私はよく他人になりたいと思うのです。なぜかって。自分が無知だから。
知識と経験が欲しいのです。だって、ずるいじゃない。私が知らないことを他人は知っているなんて。
結局は、他人になりたいというよりも、知識と経験を身に付けたいという方があっていますか。

 

中学生のときはピカソになりたいと思ってました。
『ゲルニカ』をみたのがきっかけでした。
あれは、たまげた。白黒のモノトーンなのにね、血が見えたんです。
叫び声は聞こえるわ、埃っぽくて鼻がむずむずするわ。
静止画なのにね。衝撃でした。わけがわかりませんでした。

 

わからないから、知りたくなるのです。
人を知ることは、世の中を知ることと比例しているんじゃないかなあ。
私の憧れは自分ではない人間すべてだと思います。
または動物も。けれど、虫だけは苦手だから勘弁してほしいです。
あ、いつかは克服したいと、思って、ます。たぶん。

 

この日本映画大学には、講師の方々、教務の方々、清掃員さん、学生さんにせよ、面白い人たちがたくさんいます。
私にとっては、もう絶好のお食事の場というか。毎日お腹いっぱいです。
だから、この充実した環境でどれほど人と出会うことができるのか、どれほど世の中を知ることができるのか、これからが楽しみでたまらないです。

 

(日本映画大学 映画学部 1期生)

 

 

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