2012.11.13

Category:学生

「映画の裏側」 境千花(日本映画大学2年)

「映画の裏側」 境千花(日本映画大学2年)

 

先日、ワンシーン実習二作品のうちの一作品が無事にクランクアップを迎える事が出来た。

 

だか、安心した矢先に酷い筋肉痛に見舞われた。
普段の生活では持たないであろうマイクの付いた長い竿を持ち続けたからに違いない。

 

今回、初めて録音を担当したのだが、改めて気付かされた。
映画を作るのはこんなにも大変なことなのだと。

 

正直、驚いている。
映画の裏側を知らなかった頃の私は、
こんなにも労力が要るものとは思ってもみなかった。
出来上がった作品はどれもみな輝いており、その輝いて見える作品達が作られる過程を安易に想像していただけだった。

 

だが実際に映画を作ってみるとたくさんなものが要求される。
意欲やアイディア、体力など様々なものが。
だが、そうやって目に見えない努力を間近で見ることが出来、真摯な姿勢で映画に取り込もうと決心した。
今となっては、この筋肉痛も心地が良い。
これから、より一層汗水を垂らして映画を作っていきたい。
(日本映画大学映画学部1期生)

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