アナログ的な作業を通じて、映画的な感性を磨く。「ものづくり映画大学 フイルム映画制作講座」 2016.2.25 START

映画づくりを通して、コミュニケーション能力や問題解決能力を磨く。

日本映画大学は、創造と理論の両立・融合を掲げています。映画づくりを通して、知識や技術の習得のみならず、フィールドワークや共同作業のなかで、コミュニケーション能力や問題解決能力を養っていきます。

今回の講座は、敢えてフイルムで映画を製作するにあたり、ものづくりの原点回帰に遡り、アナログ的な作業を通じて、ものづくりの視点を探求し、作品をつくるという映画的な感性を磨くことを目的にしています。本講座は、編入学生、再履修生、一般参加者という様々な環境の違う人間がチームを編成し、16mmフイルムで映画づくりをおこなうという、正に、ものづくりの原点に経ちかえった『ものづくり映画大学 フイルム映画制作講座』として、例年開催しています。

講座日程スケジュール

Ⅰ.講義 2.18(木)―2.20(土)9:00-16:10

映画の基礎教養と映画製作に必要な基礎知識
(2/27に脚本を配布します)

Ⅱ.準備 2.22(月)―2.29(月)9:00-18:00

脚本分析、ロケハン、カメラテスト、
衣裳合わせ、リハーサル等の

プレ・プロダクションの方法を
実践しながら学ぶ。

Ⅲ.撮影 3.1(火)―3.5(土) 3.6(予備日)時間未定

撮影しながら、演出、撮影、
録音の仕事を学ぶ。

Ⅳ.仕上げ 3.8(火)―3.19(土)9:00-20:00

ポスト・プロダクション(仕上げ編集)の
方法を実践しながら学ぶ。

Ⅴ.発表会・懇親会 3.22(火)14:00-20:00

講座指導教授

教授/映画監督
映画監督。東京大学文学部宗教学科を卒業後、日活に入社。鈴木清順、大林宣彦、市川崑、根岸吉太郎等の助監督を務めた後、1982年監督デビュー。日活退社後、一般映画・テレビドラマ・オリジナルビデオへと活動の幅を広げる。1990 年『櫻の園』、1991年『12人の優しい日本人』が出世作となり、広く注目を集める。そのほか主な作品に『コキーユ~貝殻~』(1999)、『コンセント』(2002)、『富江最終章 禁断の果実』(2002)、『落語娘』(2008)など。『櫻の園(さくらのその)』(2008)、『団地妻・昼下がりの情事』(2010)をリメイク。
参加費¥30,000-

17~30歳で全行程に参加できる
体力と時間のある人(応相談)

※大学の編入生、再履修生との
合同講座になります。

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