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2012.4.17

無声映画と音楽の夕べ 日本映画大学×昭和音楽大学

川崎・しんゆり芸術祭2012アルテリッカしんゆりのプレイベントとして、本学と昭和音楽大学の共催で「無声映画と音楽の夕べ」を開催します。

昨年度の日本映画学校卒業制作作品「北風」の上映、俳優・仲代達矢さんを招いて佐藤忠男学長とのトークショーもあります。

是非ご参加下さい。

日 時
4月21日(土) 開場13:30 開演14:00 終了16:30(予定)
場 所
昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ
内 容
第一部 「北風」上映

第二部 対談:仲代達矢×佐藤忠男

第三部 「ロストワールド」上映

料 金
一般¥1000 学生¥500 *全席自由
詳 細
http://www.artericca-shinyuri.com/2012/program/detail/32.php

石坂健治(日本映画大学教授)メッセージ

川崎市麻生区(新百合ヶ丘)に昨年誕生した日本映画大学では、監督や脚本家をはじめとするプロフェッショナルな作り手や、様々な分野のユニークな研究者たちが教鞭をとっています。いずれ劣らぬ映画好きの教員たちが、欧米や日本の映画黄金時代といわれる1950~60年代に焦点を当て、おすすめ映画を毎月一本ずつ紹介していきます。ご期待ください。

 まずトップバッターをつとめるのは『ウエストサイド物語』(1961年)です。あらためて紹介するまでもない有名なブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品で、アカデミー賞を10部門受賞した名作ですが、昨年が製作50周年にあたり、今年にかけて記念イベントが行なわれています。映画の音声をいったんオフにし、佐渡裕が指揮するフル・オーケストラが画面にシンクロさせて生の音楽を付ける「『ウエストサイド物語』シネマティック・フルオーケストラ・コンサート」が、九月に東京と大阪で開催されます。そんなイベントも心待ちにしながら、まずはオリジナルの映画版をじっくりご覧いただきたいと思って選んだ次第です。

 半世紀を経てなお輝きを増す『ウエストサイド物語』の魅力とは何でしょう。「トゥナイト」「マリア」「アメリカ」など、レナード・バーンスタイン作曲による楽曲やダンスの数々はむろん素晴らしいですが、イタリア系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人の不良グループがニューヨークを舞台に抗争を繰り広げ、若い恋人たちが犠牲になるという、「ロミオとジュリエット」を翻案したストーリーのなんと切ないこと! 本作は、いまなお世界各地で課題となっている異文化間の融和・共生の問題を、観客ひとりひとりが考えるためのヒントを与えてくれるのです。