トップarrowニュース一覧arrowOBの松林要樹監督作品『祭の馬』が第10回ドバイ国際映画祭アジア・アフリカ・ドキュメンタリー部門でグランプリを受賞しました。

2013.12.17

OBの松林要樹監督作品『祭の馬』が第10回ドバイ国際映画祭アジア・アフリカ・ドキュメンタリー部門でグランプリを受賞しました。

アラブ首長国連邦で開催された第10回ドバイ国際映画祭アジア・アフリカ・ドキュメンタリー部門で、OBの松林要樹監督作品『祭の馬』がグランプリを受賞しました。
『祭の馬』は、福島第一原発事故の被害を受けた福島県南相馬市にカメラを向けたドキュメンタリー映画『相馬看花(そうまかんか) -第一部 奪われた土地の記憶-』に続く第2部。同市で被災した元競走馬が、数奇な運命をたどる姿を追った。
<松林要樹監督の受賞コメント>
「賞というのは自分で決めることではないので、まるで年末ジャンボ宝くじに当たったようなものです。
まさにインシャラ―(アラビア語で「神の思し召しのままに)でした。東京の家賃1万7千円の3畳間に暮らしている僕にこんな時がくるとは驚きです」
<ドバイ国際映画祭アジア・アフリカ・ドキュメンタリー・コンペティション部門審査員評>
傷ついた馬が主人公の映画というのはそうあるものではない。その馬を福島の悲劇 のもの言わぬ証人とし、またそこから生き抜いて復活する存在として描いたのは見事である。馬が馴れて、近づけるようになるまでに時間がかかったと監督の松林要樹は言う。しかし彼自身もその過程で馬たちに馴れていったに違いない。この素晴らしい作品のスタイルは、カメラとその対象物の、かつてない程の結びつきをあらわしている。この映画は、馬、そして人の持つ力についての、心躍るまでに肉体的な 祝福である。

審査員長:トニー・レインズ(映画批評家)、審査員:クロドゥアルド・デル・ムンド・Jr(映像作家)、ルチアーノ・バリソネ(ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭・ディレクター)