トップarrowニュース一覧arrowアンジェイ・ワイダ監督をテーマとしたカンファレンスで、 佐藤忠男学長と千葉茂樹特任教授が講演。

2014.12.22

アンジェイ・ワイダ監督をテーマとしたカンファレンスで、 佐藤忠男学長と千葉茂樹特任教授が講演。

2014年度フォーラム・ポーランド会議が開催されました!

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12月14日(日)に、2014年度フォーラム・ポーランド会議が開催され、
佐藤忠男学長と千葉茂樹特任教授が登壇しました。
 
このカンファレンスはNPO法人フォーラム・ポーランド組織委員会が主催
するもの。
例年ポーランド大使館で開催されていたようですが、
今回は記念すべき10回目ということで、
青山学院アスタジオホールで開催されました。

テーマとなったのは、
ポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダ(Andrzej Wajda)です。
駐日ポーランド共和国大使のツィリル・コザチェフスキ氏の挨拶と久山宏一氏からの開会の辞の後、
佐藤忠男学長が、「アンジェイ・ワイダの映画」と題して講演。
初期の代表作『地下水道』(1956)、『灰とダイヤモンド』(1958)の映像を紹介し、その時代的・政治的な背景を説明しました。

千葉茂樹特任教授が解説!

出席者全員での記念撮影を挟み、
映画監督・本木克英氏の「ワイダに教わる映画の作り方」、
映画コーディネーターの大竹洋子氏の
「こんにちは、ワイダさん—『大理石の男』からManggha創立20周年まで」と
題する講演が続きました。
 
その後、
来日したワイダが坂東玉三郎の舞台、『ナスターシャ』を演出する現場に密着したスペシャル番組
『ナスターシャ・夢の舞台』(1989)が上映され、
この番組の構成を担当した千葉茂樹特任教授が解説を行いました。

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舞台演出家としてのワイダの側面を垣間見ることができる貴重な映像。
『ナスターシャ』の舞台稽古に取り組みつつ、ポーランドに日本美術技術博物館Mangghaを建設するために関係者を訪ねたり、
日本庭園や四十七士の命日に泉岳寺を訪れる等、文化人としてのワイダの姿がとても印象に残る映像でした。

佐藤忠男学長が熱弁!

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青山学院アスタジオの会場では、ワイダ映画のポスターのほか、
ワイダ本人が描いた映画や舞台美術のスケッチが展示してありました。
そのスケッチをテーマに、
美術監督・星埜恵子氏が「ワイダが描く 映画・舞台美術」と題して講演されました。
 
プログラムの最後は、
「映画におけるポーランド派」の昨日・今日・明日」をテーマにしたパネルディスカッションです。
佐藤学長、本木氏、大竹氏、そして岩波ホール支配人の岩波律子氏が登壇。
ワイダ監督と深い交流のある大竹さんと岩波さんが、
岩波ホールで長年上映してこられたポーランド映画を振り返り、
日本におけるポーランド映画の受容についてお話しがあり、
佐藤忠男学長は、ポーランド映画に通底する独特の真摯さで熱弁を奮いました。

閉  会

ラストは、
ワイダ監督には珍しいSFブラック・コメディが一部上映、
NPOフォーラム・ポーランド組織委員会の関口時正氏のご挨拶で閉会しました。

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(写真・文 入試広報部)