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2015.10.19

しんゆり映画祭で、熊澤誓人准教授が指導したジュニア映画制作WSの作品が上映されます

今年で21回目を迎える、「KAWASAKIしんゆり映画祭」。先日ラインナップが発表となりました。
 
その中で注目していただきたいのが、「ジュニア映画制作ワークショップ」です。これは、NPO法人KAWASAKIアーツが主催するワークショップで、中学生を対象に約1カ月間かけて、企画から完成までの一通りの映画制作を行っています。本学も共催として機材や撮影場所の提供を行ってきました。
 
2014年にワークショップで制作された『未来選択』が凱旋上映されます。これは、8月に開催されたキネコ国際映画祭2015でティーンズ・フィルムグランプリに輝いた作品で、本学の熊澤誓人准教授が指導を担当しています。また、2015年に制作の最新作『ムッツマン』(指導は日本映画学校OBの川久保直貴さんです)は今年のKAWASAKIしんゆり映画祭のオープニングを飾ります。
第21回KAWASAKIしんゆり映画祭 2015
11月3日(火・祝)〜8日(日)  川崎市アートセンター アルテリオ映像館&小劇場

熊澤准教授コメント

しんゆり映画祭ジュニア映画制作ワークショップとは、今年で16回目になる中学生を中心とした映画制作ワークショップのことです。シナリオ作りから撮影、仕上げまでを中学生が自らの手で行います。プロの映画人や地域の大人たちは多少の指導と安全確保をします。
 
面白い映画を作ろうという目標は当然ありますが、映画の完成度を求めるよりも中学生たちが表現したいものを優先します。なので賞を狙ったりコンペで勝つことを目標とはしていませんでした。作られた映画は毎年秋に行われるしんゆり映画祭で上映されるのですが、そこで一度上映をされたら上映機会がありません。「映画とは作った自分たちのことなど知らない大勢の人たちに見てもらうもの」と指導をしてきましたが、見てもらえる機会を作ることができませんでした。
 
他の映画祭に出してみたら何かが変わるかも、とワークショップのスタッフが「キネコ国際映画祭」に昨年制作した『未来選択』という作品を出品しました。「キネコ国際映画祭」は子供達が作った映画や子供達に向けた、子供達に見て欲しい映画を上映する歴史ある映画祭です。
 
 
もともと賞レースを意識して作っていないので「ダメもとで」という気持ちでいたある日、しんゆり映画祭スタッフから「キネコ映画祭、『未来選択』がグランプリを受賞しました!明日授賞式に参加してください!」と一報をもらいました。
「え?グランプリ?明日?」と状況を把握できず、とにかく「明日授賞式に参加して!」と言われるままに翌日中学生達も受賞式会場集まりました。
 
芸能人が司会をする立派な映画祭会場で緊張したそして少し誇らしげな表情の中学生達が授賞式に参加しました。
おかげさまで『未来選択』という作品は今年の秋に行われるしんゆり映画祭で凱旋上映をしていただくことになりました。また新たに上映の機会ができたのです。
そして今年も新たに中学生達が作った映画が完成しました。『ムッツマン』という作品です。
 
しんゆり映画祭でお披露目です。中学生達は約20分の映画を3ヶ月かけて作ってます。彼らの想いが詰まった映画が一人でも多くの方に見ていただけることを願います。
 
 
日本映画大学 熊沢誓人