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2018.11.5

本学園OBのケラリーノ・サンドロヴィッチさんが紫綬褒章を受章

芸術や学問、スポーツなどの功労者におくられる紫綬褒章の受章者に、本学園OBで劇作家や映画監督として活躍するケラリーノ・ヴィッチさん(横浜放送映画専門学院7期1983年卒)が選ばれました。


■ ケラリーノ・サンドロヴィッチ(横浜放送映画専門学院7期1983年卒)

1963年東京都出身。キューブ所属。

1982年、バンド・有頂天を結成。また自主レーベルのナゴムレコードを主宰し、数多くのバンドのアルバムをリリース。インディーズシーンを牽引した。

1985年より演劇活動を開始。1993年に結成した「ナイロン100℃」を現在にいたるまで主宰しつづけている。

岸田國士戯曲賞、菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞最優秀作品賞、同優秀演出家賞受賞、紀伊國屋演劇賞・個人賞、読売文学賞戯曲・シナリオ部門等受賞。

【公式サイト】ナイロン100℃ http://www.sillywalk.com/nylon/

ケラリーノ・サンドロヴィッチ

ケラリーノ・サンドロヴィッチ

ケラリーノ・サンドロヴィッチさんのコメント

頂戴出来る物は拒まない主義の私とは言え、この度賜った章はひときわ大きな喜びです。「もっと好き勝手やれ」と背中を押された気分。これまで創作に関わってくれた全ての人と分かち合いたい。お客様も含めて。とりわけ、ずっと一緒にやってきた劇団員たち、昔自分の身勝手で迷惑かけまくったバンドメンバー、そして、舞台では女優、家では私設秘書にしてこの上なく信頼できるアドバイザーとして支えてきてくれた奥さんと。

僕は舞台の脚本を、日々の稽古を見ながら書く方法を取っているので、俳優さんが実際に動いてくれない事には、作品一本書き上げることもままならない。スタッフさんとも「この芝居、この制約の中で、何が出来るのか」という事を話しながら創っています。そういう意味で私の脚本はどの作品も、皆との共同執筆だと思っています。

もし、他の劇作家や演出家、音楽家と何か違う事があるとすれば、やりたいことしかやってこなかったこと。それから、これまで創ってきた作品の、“量×質”の総量。この点は自己評価としては大抵の同業者の3人分くらいはいくんじゃないかと。(笑)

集中力も体力も落ち、なにかと挫けそうになる昨今の私ですが、まだまだやらねばと背筋が伸びました。やりたくないことはやりませんが。
作・演出を手がけるKERA・MAP #008「修道女たち」は、2018年10月20日から11月15日まで東京・本多劇場にて上演中。(兵庫・北九州公演もあり。)来年2019年には、世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#009「キネマと恋人」の再演が控えています。

舞台公式サイト