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2019.4.12

天願学長と石坂学部長が南京大学に招かれて集中講義を行いました

2019年4月8日~9日、天願大介学長と石坂健治映画学部長が南京大学の外国語学部に招かれ、「今村昌平から日本映画を考える」と題した集中講義を行いました。

2019.4.12 南京大学講義1

教室で/前列左が刈間文俊氏
*南京大学……中華人民共和国江蘇省南京市鼓楼区に本部を置く中華人民共和国の国立大学。1921年に設置された。世界で最も古い大学の一つとされる。⇒ 大学公式サイト
陳凱歌『黄色い大地』や田壮壮『青い凧』の字幕翻訳家として知られる刈間文俊さん(東京大学名誉教授)がコーディネーターとして授業を主宰して通訳も務め、1日目は石坂学部長が『にっぽん昆虫記』(1963)を中心に、今村昌平が戦前・戦後の日本社会をどのような視座から見つめているかを検証。2日目は天願学長が自作『AIKI』(2002)について語り、最後に全体討議となりました。

にっぽん昆虫記

1963年/日本/123分 ©日活
■ 『にっぽん昆虫記』

監督・脚本:今村昌平

脚本:長谷部慶次

出演:左 幸子、佐々木すみ江、北村和夫ほか

ベルリン国際映画祭(1964年) 銀熊賞(左幸子)

第37回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画第1位

第14回ブルーリボン賞作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞

第18回毎日映画コンクール監督賞、女優主演賞、音楽賞

■ 『AIKI』

監督・脚本:天願大介

出演:加藤晴彦、ともさかりえ、石橋凌ほか

2002年ベネチア国際映画祭正式出品作品

第59回(2002年)ヴェネチア国際映画祭出品

第27回報知映画賞助演男優賞(石橋凌)受賞

第17回(2003年)高崎映画祭 若手監督賞、助演男優賞受賞

日活創立90周年記念、文部科学省選定(青年向、成人向)、厚生労働省推薦、東京都知事推奨作品

AIKI

2002年/日本/119分 ©日活

学生からは「カンヌ・パルムドール受賞の『万引き家族』も『うなぎ』も疑似家族を描いている。『にっぽん昆虫記』もそうだ。日本映画にはなぜこのテーマが多いのか」といった指摘や、日本映画と中国映画の性描写の違いについての質問などが活発に飛び交いました。

2019.4.12 南京大学講義2

揚子江のほとりで/左:天願学長 右:石坂学部長
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