トップarrowニュース一覧arrow釜山国際映画祭の関連イベントで本学の国際合同制作映画が上映

2019.10.21

釜山国際映画祭の関連イベントで本学の国際合同制作映画が上映

10311日、韓国・釜山市で開かれたアジア最大級の映画祭、第24回釜山国際映画祭の関連イベントとして4~5日、「韓中日 平和三国志~学生合作映画が代案である」が開かれました。

本学と提携している韓国芸術綜合学校映像院(K-arts)が2005年から北京電影学院、2013年から本学と毎年制作してきた学生合作作品12本(うち日韓合作作品5本)が釜山市内のロッテシネマ大英、映画体験博物館で2日間にわたって上映され、4日には同博物館で記念セミナー、5日には海雲台グランドホテルでレセプションが実施されました。

釜山国際映画祭1

第24回釜山国際映画祭
記念セミナーには、本学で日韓合作を担当してきた天願大介学長をはじめ、K-artsが中韓合作を開始した当時の担当教授だったキム・ソンス監督(『アシュラ』)、日韓、日中の合作に携わってきたK-artsのピョン・ジャンワン教授、北京電影学院のLiu Yu教授のほか、これまでの合作作品の監督らも登壇し、意見を交わしました。

セミナーでは、合作を開始した当時よりいずれの国家間の政治的関係も悪化しているなか、学生たちは変わらず協力して作品を作ってきたとその成果が強調され、今後も長期的に継続していくことで意見が一致。

天願学長は、「映画はナショナリズムの道具ではない。つながるための道具だ。政治はいろいろあるけど気にせず前に進んでいければ」と述べ、登壇者らは、3か国の映画作りや映画業界のおかれた現状に違いはあるが、違いがあるからこそ合作に意味があり、違いを乗り越えるプロセスが学生たちにとって貴重な学びの場になっており、ひいては東アジアの映画の未来を開いていくための場にもなっていると指摘しました。

釜山国際映画祭2

写真中央:天願大介学長
セミナーに先立ち、今夏に日本で撮影した今年度の日韓合作作品『確か夏の終わりだったはず』が初公開されました。

4日に海雲台グランドホテルで開かれたレセプションにはK-artsのキム・ボンリョル総長、長く日韓合作を担当してきたパク・クァンス教授のほか本学からは石坂健治学部長が出席。

両日とも、合作にかかわったK-artsの学生や卒業生のほか、本学からも学生、卒業生らが参加し、にぎやかな場となりました。

ある殺人、落葉のころに

三澤拓哉監督作『ある殺人、落葉のころに』
釜山国際映画祭では、本学第1期卒業生の三澤拓哉監督の『ある殺人、落葉のころに』が「アジア映画の窓」部門で、また同期卒業生でともにK-artsの大学院に進学したパク・ジェボム監督、ユン・サンスク脚本による『I Am Home』が「韓国映画の今」部門でそれぞれ公式上映され、好評を博しました。

一方、本学のハン・トンヒョン准教授がアドバイザーを務め講師として出演したドキュメンタリー『可傷的な歴史(ロードムービー)』(田中功起監督)も「ワイドアングル」部門で上映されました。