2005.09.26

Category:OB

「映画学校の先輩」北代順子[旧姓小菅](同窓会委員 )

 

先日9月10日(土)に日本映画学校創立30周年の同窓会があり、
私は同窓会委員でしたので打ち合わせの為、久しぶりに学校を訪れました。

 

現在は映画関係の仕事を離れ、会社員として働く日々に私は正直疲れていました。
何をしても、がんばっても、空回りな評価しかされない日々に、自分の存在意義を見失い、
そして何かを考え作り出すことのない日々が自分にとって苦痛だということにやっと
気づき始めました。
同窓会準備のこの1ヶ月間、充実していました。お世話になった学校職員のみなさん、
なつかしい先輩や初めて会う後輩に、またお会いできるのが楽しみでワクワクしました。
「同窓会を成功させよう。」という志のもとにみんなで話し合い、形にしていく作業は
私が忘れてかけていたことであり、そしてもっとも必要なことでした。

 

当日は、総会・同窓会ともに無事に終了し、打ち上げに参加しました。
打ち上げの席で佐藤校長より「今回の同窓会は今までの中で一番よかった」とおっしゃって
いただき会長、副会長をはじめ同窓会委員の志が届いたのだなあ、としみじみ嬉しく思いました。
のんびりと打ち上げは進んでいたのですが、突如、大先輩方が参加し、嵐が来たかのような会場に
一変しました。私は目がぱちくりしてしまいました。その人たちは、まさに”THE 映画学校”な先輩方でした。
在学中には知りえなかった、素晴らしい意味で、やんちゃな楽しく優しい(ちょっぴりコワイ)
先輩方です。
お互い名前も知らず、学校の先輩後輩ということだけでお酒を酌み交わし、20歳も年の離れた
やんちゃな先輩方とお話ができ、そして人生のアドバイスをもらうなんて、同窓会以外
ではこんな機会は無いと思います。またなんといっても”映画学校”の先輩です。自分の想像を
はるかに超えるスゴイ人ばっかりです。私は何が一番大切なことかを教えてもらいました。
先輩方、ありがとうございました!!かっこいいです。私もあなた方のようなかっこいい、バイタ
リティあふれる大人になりたいです。素晴らしい先輩がいっぱいいる”映画学校”の卒業生でほんと
によかったと思います。

 

自分が失いかけていた”人”への信頼感、興味、様々なことへの探究心を呼び覚まし、新しい人生、
新しい旅がはじめられます。
私の恩師にはお会いできなかったのですが、”映画学校の先輩”に出会えることができた同窓会でした。

 

でもシラフでお会いしたら覚えていらっしゃるかしら? 先輩・・・

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