2011.09.06

Category:学生

「”好きであること”は特技である」加藤真弓 (日本映画大学 1年)

 

まず初めにお目汚し失礼いたします(笑)

 

友人達と撮り合う写真は、他人から見れば、というか自分たちでさえ
「バカだなー」としか言えないものばかりです。
しかしその1枚1枚は私にとって非常に価値のあるものです。
その写真は、好きな人と好きなことを全力で行った、とても尊い記憶だからです。

 

春から映画大に通い始め、最初に強く感じたことは
『心の底から好きな事・物・人は、自信を持って「好き」と言って良い』
ということです。

 

私は映画などを見ると衣装や装飾品に良く目が奪われるのですが、
友達と映画の感想を言い合う時
「××の衣装の色合いが良かった」
「△△が持つ剣の柄の装飾が凝っていて良かった」
と言っても大抵流されるか引かれます。

 

そういった反応が悲しくて、いつしか私は「面白かった」「誰々が格好良かった」
という風な当たり障りのない感想しか述べなくなりました。

 

しかし映画大に入り、おススメ映画の感想を求めると、
出るわ出るわマニアックで細やかな感想が。

 

なんだこの学校。最高じゃないか。
ということで今では思う存分、映画や創作物に関する感想を吐き散らかしています。

 

もちろん、好きだからこそ衝突することも多々あります。
そうなった時に「なぜ好きなのか・惹かれるのか」
で小1時間ほど反論出来るくらい、私は『好きな事・物・人』について突き詰めていきたい。

 

世の中「なんとなく好き」という感情も多いと思います。
私も持っています。
でも自分が創作者となった時にその程度の覚悟だと、目標を失いそうで、
いつか折れてしまいそうで怖いのです。

 

好きだからやりたいじゃないですか。
好きだから関わりたいじゃないですか。
自分のモチベーションを維持するためにも、大学生活4年間で好きなモノに

磨きをかけていきたいです!

 

( 日本映画大学 映画学部 1期生)

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