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日本映画大学が12月25~27日に第2回身体表現・俳優コース卒業公演「COVID-9」を開催 –4年間の集大成として上演

日本映画大学(川崎市麻生区)は12月25日(金)・26日(土)・27日(日)の3日間、第2回身体表現・俳優コース卒業公演を開催する。当日は同コースの4年生らが「COVID-9」を上演。4年間の集大成として、学んできたことを舞台の上で表現する。入場無料、事前申込制(各公演50名)。

日本映画大学は、前身となる日本映画学校時代に俳優科を設置しており、俳優をはじめとする多くの芸能人を輩出してきた歴史がある。 2016年度、同大は映画学部映画学科に身体表現・俳優コースを設置。「肉体訓練を通じて身体感覚を発見し、演技を通じて他者との関係を意識し、観客の前で表現することを目指す」を目標に掲げ、学生らは12年次に映像制作などを習得した上で、3年次から専門的に身体表現を専門的に学んできた。 このたび4年間の学びの集大成として、卒業公演を開催。キャストのほかに裏方にも学生が参加し、同コースの目指すもの、学生らが学んできたことを舞台の上で表現する。概要は下記の通り。

  • 身体表現・俳優コース 卒業公演「COVID-9」 概要

    【日 時】

    ・12月25日(金) 18:00

    ・12月26日(土) 14:00/18:00

    ・12月27日(日) 14:00

     ※各回30分前開場

    【会 場】

     新宿THEATER BRATS[シアターブラッツ](東京都新宿区新宿1-34-16 清水ビルB1)

     [アクセス] 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」下車徒歩3分

    【出演者】

    大高拓人   林ななみ   杉本阿蘭   河原慧   王斌瑜

    笹谷大海   田中弘人   小野志穂   干桐

    【構成・演出指導】 天願大介

    【入場料】 無料(全席自由)

    【定 員】 各回50名(先着順)

    【申 込】 申し込みフォームに観劇日時、氏名、連絡先を入力して送信

                    [申し込みフォームURL] https://www.eiga.ac.jp/7th-graduation-performance

    【主 催】 日本映画大学

  • 新型コロナウイルス感染症対策に関するご案内

    ・劇場内ではマスクの着用、入口での検温、手指の消毒等のご協力をお願いいたします。
    ・劇場内での飲食はご遠慮ください。
    ・発熱や咳など風邪の諸症状がある方、また体調が優れない方はご観劇をお控えください。
    ・社会的距離の確保の徹底をお願いいたします。ロビー・劇場内での会話はなるべくお控えください。
    ・本公演はご面会をお断りしております。
    ※ 当日、ご入場前の検温で37.5度以上の場合は、ご観劇いただけません。予めご了承ください。

天願大介学長のコメント
 俳優は個人技ですが、発する台詞は独り言であってはなりません。
 芝居をするという行為は、他者を認め、関係を作ることです。俳優は視線、呼吸、角度、声、身体のすべてを使い、他者に放射したものの反響で自分の位置を測ります(コウモリの超音波と同じです)。ですから発する力だけでなく受信する力が重要で、演じる者同士、それを持っていなければ芝居にならないのです。
 コロナで鈍ったアンテナを磨き直すことから稽古は始まりました。集中し、周りに気を巡らし、反響をキャッチして相手に放射する。これは演技の原点ですが、そう簡単には習得できません。
 厳しい稽古でも、自宅でパソコンを睨んでいるよりずっと楽しいようで、九人の学生たちは苦しみながらも全力でこの舞台に取り組みました。
 美術制作や裏方は三年生諸君が手伝ってくれました。来年は彼らが下級生に助けてもらうことになります。

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