アジア全域版のアカデミー賞に位置づけられる「第18回アジア・フィルム・アワード(通称AFA)」のノミネーションが発表され、香港を代表するアクションスターで監督のサモ・ハン審査員長のもと、石坂健治学部長ほか7人の国際色豊かな映画人が審査員を務めます。

AFAは2007年に創設されたアジア映画を対象とした映画賞で、東京国際映画祭を含むアジア各地の映画祭がアジア・フィルム・アワード・アカデミーを結成し、その年の優れたアジア映画や映画人を全16部門で表彰するものです。
今年はアジア25の国と地域より30作品のノミネートがあり、日本からは7作品が計15部門に選出。最優秀作品賞を競うのは昨年の東京国際映画祭でグランプリに輝いた吉田大八監督作の『敵』で、作品賞を含む6部門にノミネートされました。
AFAアンバサダーには、俳優としては初めてディーン・フジオカさんが就任。また岡田将生さんがユース・アンバサダーとして、オークベープ・チュティモンさん(タイ)、リン・ボーホンさん(台湾:林柏宏)、ロー・ジャンイップさん(香港:盧鎮業)とともに、18回目のAFAを盛り上げます。
授賞式は3月16日(日)に香港で開催され、同賞公式YouTubeチャンネルでもライブ配信予定です。詳細はAFA公式サイトからご確認ください。
〈第18回AFAノミネートリスト〉はこちら
https://2024.tiff-jp.net/download/[TIFF]-AFA18_Nomination_List_0110.pdf
AFAアンバサダー:ディーン・フジオカさんコメント
この度、第18回アジア・フィルム・アワードのアンバサダーを務めさせていただけることになり、大変光栄です。香港は、私が俳優としてデビューし、キャリアをスタートさせた場所です。皆さんと一緒にアジアの映画を盛り上げていけたらと思います。
AFAユース・アンバサダー:岡田将生さんコメント
この度、第18回アジア・フィルム・アワードのユース・アンバサダーに選んで頂き、とても光栄に思っております。多くの映画関係者の方々が携わるこのアジア・フィルム・アワードに参加できることが出来て、嬉しい気持ちでいっぱいです。