お仕事図鑑

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ロードショー劇場

ロードショー劇場

初公開の映画を上映する。興行会社が運営している劇場と大手映画会社の直営劇場の2種類がある。大手映画会社は直営劇場のみならず、有力興行会社と組み全国拡大ロード―ショーを実現させている。

ミニシアター・名画座

ミニシアター・名画座

ミニシアターは単館ロードショーを行う。入場料はロードショー劇場と変わらない。名画座はロードショー公開が終わった作品を安価で上映している。

シネコン(シネマ・コンプレックス)

シネコン(シネマ・コンプレックス)

複数のスクリーンがひとつの建物内で運営されている映画館のこと。その多くはショッピングセンターなどの複合商業施設内に作られているが、1993年に日本で第1号が開業以来、現在映画興行の主流となっている。

映写技師

映写技師

スクリーンに映画を流す職人。日本各地におけるスクリーン数の増加とともに、改めてその必要性が見直され始め、デジタル化や全自動映写機が普及してもなお、必要とされている存在。

海外買い付け

海外買い付け

世界各地のフィルム・マーケットに足を運び、日本でヒットしそうな外国映画を買い付ける。場合によっては、企画の段階で事前買い付けをしなければならない。ヒット作を見極める嗅覚が求められる。

配給

配給

完成した映画を興行会社に配給する、製作会社と映画館のパイプ役。どれだけの数の映画館で、いつから上映をスタートさせ、何日間公開すれば、その映画がヒットするかを考える。

宣伝

宣伝

映画の宣伝には製作前と製作中に行う製作宣伝、公開前に新聞・雑誌、テレビ・インターネットなどに打つ配給宣伝、映画館ごとに情報を流す劇場(興行)宣伝の3種類がある。映画のヒットには、その3つが不可欠。

パブリスト

パブリスト

映画の宣伝・PRをフリーランスの立場で請け負うプロのこと。各種媒体に対するリリース記事を掲載してもらう事によって宣伝へ活したり、マスコミ向け試写の手配、映画評論家やマスコミ関係者とのパイプ役を担う。

販促

販促

販売促進とは、主に前売り券や映画のキャラクターグッズの企画と販売を言う。大手の映画会社では販促部が担当するが、販促部を持たない中小の配給会社では、いわゆる配券会社を使う。

パンフレット制作

パンフレット制作

映画ファンに限らず、多くの人が映画館で購入するパンフレット(プログラム)。制作は大手の配給会社では通常、自社の事業部で行うが、最近はパンフレット専門の制作会社に外注することも少なくない。

予告編ディレクター

予告編ディレクター

映画の魅力を1分半でアピールする。「この映画の、こんなところを見せたい」という配給会社の意向を踏まえたうえで斬新なアイディアを提案しなければ、多くの人に興味をもってもらえない。