2012.06.05

Category:学生

「とある在学生より」内田 淳(日本映画大学1年)

 

これから映画の道へ進もうと考えている人へ、在学生からちょっとしたアドバイスです。
日本には多くの映像専門学校、大学の学部があります。
私もそうでしたが、どの学校に行こうか迷いますよね。
学校ごとに専門性や校風が違いますから、それも考えなきゃいけないし、
学費や場所も重要なことです。

 

現段階で自分が何をしたいか、何になりたいかさえ、抽象的で、ワクワクしながらも
不安がつきまとっていますよね。
自分の将来もかかっているし、時間は限られていますから。

 

でも、学校選びも大事ですが、一番重要なのは学校に入ってから自分が何をするかです。
ある意味、日本の技術系の学校は競争が激しく、講師人や機材、授業内容は
どの学校も拮抗しています。
そのため、私は自分が入学して卒業するまで何を達成できるかに掛かっていると考えます。
機材や講師が充実していても、だらだら過ごしたら何も得られませんよ。

 

日本映画大学はその点、自由です。
自分達で行動し、もの作りができる環境が揃ってます。
自分達で企画し、考え、製作することができる学校です。

 

今だと、今年から学園祭を催し、自主制作映画を上映しようと私達が企画し、
動き始めています。
まだ、学校ができて2年ですから、サークルも何も自分達で作らないといけないんです(泣)
それゆえの楽しさもありますけどね。

 

さて、長々と駄文失礼しました。
結局僕が言いたいのは、これから4年間という時間を使って、大学生活という一本の
フィルムを作りたい方はこの大学はうってつけのロケーションですよってことです。
千里の道も一歩から。歩くと決めるのはあなた自身です。
日本映画大学みたいな大学も選択肢の一つとしてあるということを、頭の片隅にでも
残していただけたら幸いです。
色々大変だと思いますが、頑張ってくださいね。

 

(日本映画大学映画学部2期生)

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