2012.08.21

Category:学生

「やりたいことと面白いもの2本立て」伊藤僚太郎 (日本映画大学2年)

 

1期生としてこの大学に入学して2回目の夏休みを迎えようとしている。
去年の夏休みは何をしたか・・・
僕は映画を撮っていた。
「世界の夜明けから夕暮れまで 日本篇」
ポーランド映画人と共に、ドキュメンタリー映画を撮った。
そして昨年の冬から今年の春にかけて、様々な劇場で上映された。
自分の名前がクレジットに載る喜び。
あぁ映画って作るだけじゃないんだな、と感じた。

 

2年生になって早3か月が過ぎた。
2年生になった僕は今、映画祭を開くために活動している。
「日本映画大学学生映画祭」だ。
日本映画大学の学生が監督、主体となった自主制作映画の映画祭。
僕は開催する人間ながらも、この映画祭を楽しみにしている。
この大学で映画制作をする機会はたくさんあるが、その作品を外部に上映する機
会は卒業制作ぐらいしかない。
卒業制作に選ばれれば、監督になるチャンスがある。
だが落ちたら監督にはなれない。

 

僕は思う。
面白い映画とはなんだろうか、 と。
この大学には面白い人間がたくさんいる。
僕はいろんな人に監督になって、いろんな映画を撮ってほしいと思っている。
限りない自己表現を待っている。

 

文字を書くのが苦手なので、好きな映画をダラダラと書き綴ることにする。
ミヒャエル・ハネケ「タイム・オブ・ザ・ウルフ」、ラース・フォン・トリアー「メランコリア」、ダルデンヌ兄弟「ロゼッタ」、ミロシュ・フォアマン「カッコーの巣の上で」、リドリー・スコット「ブレードランナー」、ダーレン・アロノフスキー「レクイエム・フォー・ドリーム」、ラデュ・ミヘイレアニュ「約束の旅路」、デヴィット・フィンチャー「セブン」、ルイ・マル「さよなら子供たち」、ターセム・シン「落下の王国」、リチャード・ケリー「ドニー・ダーコ」、キャロル・リード「第三の男」、ラッセ・ハルストレム「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」、ビクトル・エリセ「エルスール」、山中貞雄「河内山宗俊」、黒澤明「天国と地獄」、ビリー・ワイルダー「サンセット大通り」、エドワード・ヤン「ヤンヤン夏の思い出」、ガイ・リッチー「ロック・ストック・アンド・トゥー・スモーキング・バレルズ」、アラン・パーカー「ミッドナイト・エクスプレス」、ワン・ビン「無言歌」、アン・リー「ラスト、コーション」、ジャ・ジャンクー「一瞬の夢」、ロベルト・ロッセリーニ「無防備都市」、サーシャ・カバシ「アンヴィル!夢をあきらめきれない男たち」、ギャスパー・ノエ「エンター・ザ・ボイド」、今村昌平「復讐するは我にあり」、ヴィタリー・カネフスキー「動くな、死ね、甦れ!」、ヴェラ・ヒティロヴァー「ひなぎく」、マイケル・マン「ヒート」、ジョニー・トー「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」、内田吐夢「飢餓海峡」、アンジェイ・ワイダ「灰とダイヤモンド」、レニ・リーフェンシュタール「意志の勝利」、フェルナンド・メイレレス「シティ・オブ・ゴッド」、アスガー・ファルハディ「別離」、イエジー・スコリモフスキ「エッセンシャル・キリング」、森達也「A」、ジョン・アーヴィン「ミネハハ 秘密の森の少女たち」、ヤン・ヨンヒ「ディア・ピョンヤン」、ジム・シュリダン「マイ・ブラザー」、バフマン・ゴバディ「ペルシャ猫を誰も知らない」、原一男「ゆきゆきて神軍」、大島渚「絞死刑」小津安二郎「東京物語」スタンリー・キューブリック「時計じかけのオレンジ」、エリック・ブレス「バタフライ・エフェクト」、ジョナサン・デミ「羊たちの沈黙」、クリストファー・ノーラン「ダークナイト」、コートニー・ハント「フローズン・リバー」・・・
なんか固い。
かっこつけてると思われたくないので一言。
昨日、「トランスフォーマー ダークサイドムーン」借りました。

 

(日本映画大学映画学部1期生)

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