2013.02.26
Category:学生
来月卒業です。
あっという間でしたね。
去年監督をしてから2012年という年は
21年という短い人生ですが、
一番内容が濃く、素晴らしい一年でした。
素敵な人たちに出会え、大切に思え、
気づいたらあともう少しの卒業が本当に寂しいです。
そんな私が監督をした作品、技術三科B班『跡と後』が
3月3日14時35分~汐留で上映されます!(笑)
ばっちり宣伝です。
20人以上のスタッフの上に立ち、
制作費も今まで体験したことない額、右も左もわからない。
そんな中で監督した作品です。
もっとああしたら良かった、とか、
そんなことばかり最近出てきますが、
その時、私の持ってるすべてのものを出した作品です。
振り返ると、またこのスタッフともう一度、撮りたいと思います。
しかし、このスタッフでやることは一生ないでしょうね。
けど、周りのスタッフのみんなが、監督が本を書くならいつでもやる、と言ってくれました。
なんて嬉しいんだ。
観てくださる観客のみなさんには、この班で良かったということを言っても、
映像には映ってないし、まず観客のみなさんには
そんなことはどうでもいい。
けれど、私は本当にこの班で良かったと思える作品です。
見えなくても、滲み出てくれと願う作品です。
まあそんなのは、プロの世界に行けば、甘ったれんな!となるものでしょうが、
今というね、学生で、この学校で、このメンバーで、そう思えるんだから仕方ないですよね。
ほんと色んな人に観てほしいです。
心から愛してる作品です。
大好きです。
脚本~製作~現場~ポスプロ。
色んな想いがあります。
そんな想いも愛しいです。全部愛しい想い出ばかりです。
もちろんいい想い出ばかりじゃないですよ?
毎日このまま消えていなくなりたいとだって思ってましたし。
でもそれも含めです。
感想等あれば、上映後に聞かせてくれたら、嬉しいです。
さて、これからは自分の将来に向かって歩み始める訳ですが、
いつでも夢に貪欲でいたいですね。
この先、子どもが出来るかもしれない。
夢が変わるかもしれない。
全然仕事が見つからないかもしれない。
先はわからないですが、歩み続けて行きたいです。
この学校のみんなに出会えて、私の人生は変わりました。(まあこの先どうなるかわかんないけどさ)
ありがとう。卒業しても、どこかで飲みましょう。
(日本映画学校 映像科25期生)
※『跡と後』含め、卒業制作の作品ホームページは、