今年も、子どもの豊かな創造力と表現力を育み、芸術・文化を身近に感じ、楽しみ、参加できる魅力ある地域づくりを目指すことを目的として、日本映画大学、イオンシネマ新百合ヶ丘とともに、今回で12回目となる「こども映画大学」を開催することとなりました。
子どもたちは、初めて会う仲間と協力して、大学内で先生や学生の指導を受けながら、みんなで映画を作り上げます。そこには単に映画を作るだけではない貴重な体験が待っているはずです。この映画づくりが、子どもたちにとって自分の将来を考えるきっかけになるとともに、区民にとっても、芸術・文化溢れる地域の魅力に気付くきっかけになれば幸いです。
川崎市では、誰もが住み慣れた地域や自ら望む場で安心して暮らし続ける地域をつくるために、高齢者のみならず、障害者、子ども、子育て中の親、現時点でケアが必要ではない方も含め、全ての地域住民を対象にした地域の「つながり・連携・支え合い」の仕組みづくりである「地域包括ケアシステム」を推進しており、本事業も地域包括ケアシステムの事業として実施します。
また、麻生区では、区役所及び近隣地域の大学と協定(麻生区・大学 公学協働ネットワーク)を結び、音楽・芸術・福祉・環境・教育、その他さまざまな分野での行政・大学・地域の連携可能性を模索し、公学連携の活動展開により個性豊かで活力に満ちた地域社会づくりを進めています。