日本映画大学(川崎市麻生区)は12月7日(土)・8日(日)の2日間、身体表現・俳優コース卒業公演「QUATTRO SARDINAS 四匹の鰯」を開催。同コースの4年生らが4年間の集大成として「お勢登場」「KAITEN」「我々は自立した人間、のはずだ。」の3作品を上演する。
入場無料、事前申込制(各公演70名)。
日本映画大学は、前身となる日本映画学校時代に俳優科を設置しており、俳優をはじめとする多くの芸能人を輩出してきた歴史がある。 2016年度、同大は映画学部映画学科に身体表現・俳優コースを設置。「肉体訓練を通じて身体感覚を発見し、演技を通じて他者との関係を意識し、観客の前で表現することを目指す」を目標に掲げ、学生らは1、2年次に映像制作などを習得した上で、3年次から専門的に身体表現を専門的に学んできた。
このたび4年間の学びの集大成として、同コース初の卒業公演を開催する。キャストのほかに裏方にも学生が参加し、「お勢登場」「KAITEN」「我々は自立した人間、のはずだ。」の3作品を上演。同コースの目指すもの、学生らが学んできたことを舞台の上で表現する。概要は下記の通り。
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◆身体表現・俳優コース 卒業公演「QUATTRO SARDINAS 四匹の鰯」 概要
【日 時】
・12月7日(土) 13:00/18:00
・12月8日(日) 12:00/16:00
※各回30分前開場
【会 場】 参宮橋トランスミッション(東京都渋谷区代々木4-50-8 参宮橋ゲストハウスB1)
・アクセス:小田急線「参宮橋」下車徒歩2分
【演 目】
・お勢登場(主任:根本来乃実)
・KAITEN(主任:加藤有里)
・我々は自立した人間、のはずだ。(主任:遠藤雅士)
【入場料】 無料(全席自由)
【定 員】 各回70名(先着順)
【申 込】 日本映画大学ホームページバナーより申し込みフォームに観劇日時、氏名、連絡先を入力して送信
【主 催】 日本映画大学
■天願大介学長のコメント 今年度の身体表現・俳優コースの学生は四名。初めての卒業公演です。 残念ながら途中で一人が脱落し、助っ人に演出コースの学生が一人参加して、計四名で演じます。 今回は三つの作品のオムニバスです。 最初は「お勢登場」(主任・根本)。江戸川乱歩の短篇を天願流「文学の芸能化」の手法で構成した、男と女の心理サスペンスです。 続いて二人芝居「KAITEN」(主任・加藤)。不条理劇風に始まる、二人の男たちの、青春の鎮魂歌です。 最後は「我々は自立した人間、のはずだ。」(主任・遠藤)。これは平凡な家族の裏側を描く不謹慎なコメディであります。 我々身体表現コースが何を目指しているのか、彼らは何を学んできたのか、答えは舞台の上にあります。 芸の道に卒業も終わりもない。彼らの踏み出す第一歩を、どうか目撃してください。
▼問合せ先
日本映画大学 学生支援部 石塚崇央
E-mail:sotsukou2019@eiga.ac.jp