尾上克郎特任教授が令和4年度(第73回)芸術選奨の映画部門で文部科学大臣賞を受賞しました。
同賞は芸術分野において、優れた業績を挙げた者またはその業績によってそれぞれの部門(演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論等、メディア芸術)に新生面を開いた者を選奨するものです。
贈呈式は3月9日に都内ホテルで行われます。
〈文化庁公式サイト〉
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93842101.html
贈賞理由
【映画部門 文部科学大臣賞】尾上 克郎(おのうえ かつろう)
学生時代の8ミリ自主映画作品出演をきっかけに、美術部はじめ様々な映画制作現場を体験してきた尾上克郎氏のキャリアは40年を超える。
矢島信男氏創設の「特撮研究所」に所属以来、先人たちの残した特撮技術と、現代の最先端映像合成技術を駆使し、映画の可能性を拓(ひら)き、豊かに実らせるその技は、「シン・ウルトラマン」でも大いに発揮された。
全スタッフが知恵と力をあわせて創り上げる「映画」への敬意と「技術」への挑戦、後進への継承の熱意に打たれる。
〈受賞者一覧〉
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/93842101_01.pdf