• TOP
  • トピックス
  • (公開授業)レザ・ジャマリ監督マスタークラスを開催しました

トピックス

(公開授業)レザ・ジャマリ監督マスタークラスを開催しました


2月19日(月)新百合ヶ丘キャンパスにて、「テーマ研究1(アジア映画入門)」の公開授業としてレザ・ジャマリ監督(イラン)によるマスタークラスが開催されました(国際交流基金、日本映像学会アジア映画研究会との共催)。

ジャマリ監督は、長編監督デビュー作『死神の来ない村』で、2019年に東京国際映画祭で「国際交流基金アジアセンター特別賞」を受賞。国際的な活躍が期待される新鋭監督です。
今回の日本訪問は同賞の副賞として実現したもので、本学の学生・教員のほか、映画制作者や研究者、イラン映画ファンなど幅広い聴衆60名ほどが参加して盛会となりました。

『死神の来ない村』の上映に続いてトークショー(聞き手:石坂学部長、通訳:ショーレ・ゴルパリアン氏)が行われ、ジャマリ監督は自作やイラン映画の現状について解説し、さらには前日に敬愛する黒澤明監督の墓参りをしたことなど、話題は様々な方向に広がりました。
質疑応答のコーナーでは学生を含めて多数の質問が活発に寄せられ、その一つ一つに丁寧に答えている姿が印象に残りました。


レザ・ジャマリ監督

1978年イラン、アルダビールに生まれる。数多くの短編映画を監督し、国内外の映画祭に入選、多数の映画賞に輝いた。
『死神の来ない村』で長編監督デビュー。東京国際映画祭2019で国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞。

予告編『死神の来ない村』

45年間ひとりの死者も出ない村はいまや老人ばかり。100歳のアスランと仲間たちは、もはや自殺しかないと考え始めるが…。
短編で腕を磨いたレザ・ジャマリ、待望の長編デビュー作は寓意に満ちた大人のドラマ。



前のページへ戻る