川崎市アートセンターで開催する映画監督・今村昌平生誕100周年記念上映会(主催=本学)。9月5日は、今村作品の頂点のひとつと言える『神々の深き欲望』(1968年)を上映。ゲストに毎日映画コンクール、東京国際映画祭などで数々の賞に輝いた『敵』の吉田大八監督をお迎えし、『神々の深き欲望』公開当時の社会背景を振り返りつつ、沖縄の島々での合宿によるオールロケなど伝説的ともいえる撮影現場に思いを巡らせながら、今村作品の魅力を解きほぐしていただきました。
「今村監督の映画には、猛スピードで近代化や経済成長を進めた日本人が忘れてきた宿題を、まとめて突きつけてくるような迫力がある」と吉田監督。「そこで感じたことを、観客やつくり手が言葉にして語り合うことで『イマヘイ』が未来へ向けて生かされていく。僕もこれから観つづけていきたい」と語りました。
なお、吉田監督『敵』を9月11日まで関連上映としてプログラムしています。
次回は、10月4日、『宝島』の大友啓史監督をゲストに迎え、今村映画初期の代表作『豚と軍艦』を上映します。

右から吉田大八監督、聞き手の富山省吾(日本映画大学理事長)
(関連情報)
映画監督・今村昌平生誕100年記念上映会『黒い雨』で開幕 https://www.eiga.ac.jp/topics/20260814.html
映画監督・今村昌平生誕100年記念上映会の記者発表 https://www.eiga.ac.jp/topics/20260806.html