静岡市で開催された「シズオカ×カンヌweek」において、５月１８日～１９日、本学から３期卒業製作作品『乙女よ、走れ』が静岡市内で上映された。作品スタッフである撮影カメラマンの八木健太さん、照明部茅嶋直大さんも会場に駆けつけてくれた。

今年で１０年目を迎えた「シズオカ×カンヌweek」。開催地である静岡市は、1991年にカンヌ国際映画祭の開催地であるフランス・カンヌ市と姉妹都市の提携を結んでいて、毎年、カンヌ国際映画祭と同じ時期に開催され、今年は、登呂遺跡が上映会場となった田園のマルシェ、静岡駅周辺の街角マルシェ、港町である清水町が舞台となった海辺のマルシェの３会場で開催。当日上映会場となった静岡駅より程近い七間町は、映画館の町として古くは大正時代から映画館が立ち並び栄えてきた町。七間町通りには３５ｍｍミッチェル撮影機や映画照明用の灯体等の今となっては歴史的に貴重な品々が展示されている。