地域・社会連携

日本映画大学は、映画をとおした連携・交流で
地元「映画のまち・かわさき」と共に生きています。

日本映画大学では、地域での活動や地域の皆さまとの取り組みを紹介する、地域連携特設サイトを公開しています。
ぜひご覧ください。

地域貢献活動

こども映画大学~夏休み映画づくり~

日本映画大学は、地域と連携し、現在、麻生区役所地域みまもり支援センター、イオンシネマ新百合ヶ丘と共催で、『こども映画大学』を毎年8月に開催しています。こどもの映画教育について、『こども映画教育Ⅱ』(教養科目)を受講する大学生と地元の小学生が映画づくりを通して、共に考え、学び合い、協同作業を通じてのチームワークや相互コミュニケーションを図ることで、こどもの自主性や成長を培っていく、行政と教育と企業が一体となった地域連携教育プログラムです。この地域連携イベントは、麻生区在学・在住の小学生4年生~6年生が、大学生と協働して映画づくりを行っています。完成した作品は、イオンシネマ新百合ヶ丘の大スクリーンで上映され、毎年、ご家族を招待した大人気の企画となっています。こどもたちに、映画づくりを通しての学び場を提供しています。

地域上映支援大学~まちに映画を届けよう~

超高齢化社会になった現在、地域コミュニティーの絆が薄れつつあります。こうした中、川崎市では2019年に政府よりSDGS未来都市に選定され、地域の課題解決に向け取り組んでいます。本学も市と協力して、2030年SDGS社会実現に向けて地域コミュニティーづくりを見据えた地域での上映活動に携わる人材の育成と支援を行い、地域社会に還元しています。

地域と連携したまちづくりへの参画

「映像のまち・かわさき」推進フォーラムへの参画

川崎市には日本映画大学をはじめ、映像スタジオや4つのシネコンが立地した都市です。現在、市内各所で映画やテレビ、CMなどのロケが行われています。「映像のまち・かわさき」推進フォーラムは、映像に関する豊富な地域資源を活かした新たな都市の魅力創造、映像教育・人材育成支援、映像文化の振興、映像産業の発展、次世代の映像文化を担うこども達の育成を目指すために設立されました。本学はフォーラムへ参画し、活動への協力を行っています。

映画とSDGs

かわさき SDGsパートナーに登録

日本映画大学は2021年より「かわさきSDGsパートナー」となりました。これはSDGsの達成に向けて取り組む企業・団体を川崎市が登録・認証する制度です。持続可能な世界を築くために国連が掲げている17の開発目標をはじめ、これからも社会とのつながりを見据えた映画を実践していきます。

「グリーンボンド」への投資

川崎市が発行する「グリーンボンド」へ投資を行いました。
 ⇒詳細:川崎市が発行する「グリーンボンド」への投資について

神奈川県が発行する「グリーンボンド」へ投資を行いました。
 ⇒詳細:神奈川県が発行する「グリーンボンド」への投資について

『しんゆり・芸術のまちづくり』への参画

川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)への協力

2009年から新百合ヶ丘でスタートしたオペラ、クラシック、JAZZ・映画・演劇・落語、伝統芸能など多彩なジャンルでの公演が開催されている大人も子ども楽しめる地域に根ざした総合芸術祭。スタートした当初より現在まで、本学は昭和音楽大学と共に携わっています。
※アルテリッカとは、イタリア語でアルテ(芸術)、リッカ(豊かな)を合わせて、関係者が造語として名付けたことがきっかけで、呼ばれるようになった。

KAWASAKIしんゆり映画祭の特別後援

1995年より続く市民ボランティアが企画運営を行う市民映画祭。本学は発足時より市民スタッフの人材育成や運営ノウハウなどを教育し協力してきました。また、早くからバリアフリー上映に取り組み、視覚障がい者のための副音声ガイド制作、聴覚障がい者のための字幕制作も行ったり、市内の中学生を対象にした映画教室(ジュニア映画制作ワークショップ)や夏休みに地元の小学校で野外上映会を開催し、地域に根付いた映画祭として市民に親しまれています。

川崎市アートセンターとの協力

2007年10月に開館した川崎市アートセンターは、舞台芸術のための「アルテリオ小劇場」と映画上映を日常的に行う「アルテリオ映像館」という二つのホールを有する芸術文化施設である。川崎市の施設でありながら、管理運営は公設民営方式で行っており、本学も指定管理者として携わっています。

Kirara@アートしんゆりイベント協力・協賛

小田急線新百合ヶ丘駅周辺で開催されるイルミネーション「kirara@アートしんゆり」。本学は、このイルミネーションイベントに協力・協賛をしています。

地域との交流

卒業製作作品一般公開

前身校日本映画学校時代より、卒業制作映画の一般向けの上映を行ってきました。大学開学後は、地元のシネコンであるイオンシネマで毎年一般公開(無料)しています。

地域交流

市民向けの公開講座や、公開授業を行い開かれた大学として地域に貢献しています。また、地域と学生の交流をはかる為、毎年、学生の制作した映画を中心に地域映画上映会を開催しています。

地域住民との交流

・地域上映会開催と交流
地域と学生の交流をはかる為、毎年、学生の制作した映画を中心に地域映画上映会として開催しています。

白山キャンパスエリア地域住民との交流

白山まちづくり協議会との連携・交流をはかり、地元に根付いた大学づくりをおこなっています。

白山まちづくり協議会と包括協定に関する協定書を締結しました。

2016年7月29日、一般社団法人白山まちづくり協議会と日本映画大学は、相互の密接な連携により、地域社会の発展に資するため協定を締結しました。

<具体的な連携協力事項>

1 日本映画大学からの連携協力事項
 ① 地域住民に対する知的資源の活用としての公開講座の実施
 ② 地域住民に対する人的資源の活用としての学生、教職員の各種イベントへの参加 
 ③ 地域住民に対する物的資源の活用としての体育館及びグラウンド等の開放
 ④ その他、地域上映会の実施等の地域活性化及び地域資源に関すること

2  一般社団法人白山まちづくり協議会からの連携協力事項
 ① 日本映画大学が行う授業(撮影実習等)への協力
 ② 日本映画大学が行う各種行事等への参加・協力
 ③ 日本映画大学が行う自己点検評価事業への協力
 ④ その他、日本映画大学が行う地域活性化及び地域支援に関する事業への協力

大学との連携

昭和音楽大学との包括的連携協定

日本映画大学は2017年3月、昭和音楽大学および昭和音楽大学短期大学部(川崎市麻生区 学長:簗瀬進)と包括的連携協定を締結しました。この協定は、教育研究および大学運営等において包括的に緊密な協力関係を築き、連携を深めることで、教育研究活動の充実、教育の質的向上、教職員の資質向上、芸術活動を通したまちづくり等に寄与することを目的としたものです。  
このたびの協定により、日本映画大学と昭和音楽大学および昭和音楽大学短期大学部は、教育研究および大学運営の活性化を図り、大学間の交流を推進するため、次に掲げる事項について相互に協力し、連携を進めます。なお、連携事項を推進するため、双方の大学等の代表者からなる「大学連携連絡会議」を設置。連携事項の具体的な実施に向けて、検討および調整を行います。

◆連携事項
(1)教育研究の連携に関すること。(2)学生間の交流に関すること。(3)学生支援の連携に関すること。(4)教職員研修(FD・SD等)の交流および人事交流に関すること。(5)施設設備等の相互利用に関すること。(6)広報活動の連携交流に関すること。(7)地域社会の活性化に向けた活動の推進に関すること。(8)その他

麻生区・大学 公学協働ネットワーク協定締結

麻生区と5つの大学で協定を締結
現在、麻生区内及び隣接する東京都町田市に立地する5つの大学(昭和音楽大学・玉川大学・田園調布学園大学・日本映画大学・和光大学)と川崎市麻生区との間で、「麻生区・大学 公学協働ネットワーク」に関する協定を締結しました。
 互いの知的資源、人材等を有効に利活用できるネットワーク構築により、麻生区の地域課題と相まって、音楽・芸術・福祉・環境・教育ほかその他さまざまな分野での行政・大学・地域の連携可能性を模索し、公学連携の活動展開により個性豊かで活力に満ちた地域社会づくりに貢献していきます。

<特色>
1.大学の専門性と地域特性のマッチング…音楽・映像・農などの各分野で大学の専門性を発揮し、個々の地域の事情を絡めて課題解決を検討していきます。
2.行政・大学・地域の協働…地域における子育て・福祉支援の可能性について、各種実践活動を通じて、行政・大学・地域がともに考えていきます。
3.大学による学習の場の提供…各大学において区民向け連携公開講座を開催するなど、区民の生涯学習の機会創出を図っていきます。
4.行政と大学が連携した地域貢献…新たに、災害発生時の連携(施設開放や災害情報の共有化)、学生が地域づくりに参加する区版インターンシップなどの具体的展開をこれから模索していきます。

日本映画大学について