KAWASAKIしんゆり映画祭 開催中 11月4日 『喜劇 駅前団地』上映&トーク

!2023.11.4

今年で29回目を迎えるKAWASAKIしんゆり映画祭2023が、10/28,29,11/2~11/5〈計6日間〉川崎市アートセンターにて開催中です。

11月4日は、『喜劇 駅前団地』を35㎜プリントで上映。会場は、満員御礼。

この作品は、昭和36年に公開され、作品のモデルとなった百合丘団地は、大学キャンパス所在地である麻生区にあります。

時は昭和35年、日本住宅公団が県初となる大型住宅開発を開始。百合ヶ丘駅が開業し、首都圏のベットタウンとして百合丘団地が完成。麻生区発展の歴史を語る上で、とても大きな出来事でした。その後、昭和40年代に新百合ヶ丘地域の開発、新百合ヶ丘駅が誕生します。昭和57年に麻生区は、川崎市多摩区より分区。本編は、当時の面影を忍ばせる場面が随所に出てきます。

映画の上映後、SF・文芸評論家であり、新百合ヶ丘地域、芸術とまちづくりについての研究者でもある本学准教授 藤田直哉氏によるゲストトークが行われました。