10月24日、関川夏央特任教授が担当する「文学」の特別授業に、“国際暗黒プロデューサー”の康芳夫氏が登壇されました。
康氏は石原慎太郎氏が隊長を務めたネッシー探検隊(1973)を組織したり、世界中で注目を集めたモハメド・アリ対アントニオ猪木戦(1976)を実現させたりと、戦後日本社会で数々の話題の企画を仕かけ、「呼び屋」として活躍されてきました。
この講義では『日本の戦後時代を「ホラ」とその実現(「プロデュース」)から再検討する』をテーマに、プロデューサーとはなにか、プロデュースとはどういうことかをお話いただきました。
【授業紹介】文学…作家で評論家の関川夏央特任教授が担当する授業で、近代文学テキストの読解を通じて、当時の日本人の外国文化との接触のあり方を学び、日本近・現代史像を把握します。

■ ゲスト:康芳夫(こう・よしお)
1937年東京生まれ。日中混血。1962年東大卒、教育哲学専攻。
職業「呼び屋」「怪人」「プロデューサー」「文芸評論家」。
■ 康芳夫氏の「呼び屋」としての実績
大西部ショー、インディ500(富士スピードウェイ)、アラビア大魔法団、ネッシー探検隊(隊長・石原慎太郎)、モハメド・アリ対アントニオ猪木戦、猿か人間か「オリバー君」招聘、など。



