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ndjc2024合評会で卒業生の守田悠人監督作『あわいの魔物たち』が上映。4/18からロードショー公開

文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)2024」で製作された短編映画の合評上映会が2月27日、丸の内TOEIにて開催されました。

同プロジェクトは、優れた若手映画作家に対しワークショップ・実地研修・上映活動等の発表の場を設けることで、次世代を担う映画監督を育成する事業です。今年度は63名の応募者から選抜された4作家が各制作プロダクションのもと、プロのスタッフ・キャストとともにオリジナル短編映画を製作しました。

会場:丸の内TOEI

本学卒業生の守田悠人さんは『あわいの魔物たち』を脚本・監督。映画関係者や一般モニターの方々を前に完成披露上映が行われたあと、俳優陣とともに舞台挨拶に登壇しました。

脚本執筆のきっかけとなったこと、オーディションでの試みや現場での演出について、そして印象に残る劇伴・フォーリーに込めた思いなどが、さまざまなエピソードを交えて明かされていきます。

最後に今後の作品について問われた守田監督は、本作の脚本がロケーションや現地で出会った人、物から影響を受け変化していったことを振り返り、つぎはメインになる場所を決めてから脚本を書いてみたいと意気込みました。

また総評においては、ndjcの西ヶ谷寿一スーパーバイザーも時間と光が印象的に描かれた本作の“新しい表現”に期待を寄せられました。一般公開は東京会場より下記の日程でスタートします。ぜひご覧ください。

ndjc2024 一般公開情報

【劇 場】 YEBISU GARDEN CINEMA
 (〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-20-2 恵比寿ガーデンプレイス 内)
【日 時】 4月18日(金)~4月24日(木)
【料 金】(4本まとめて)一般:1,300円/学生・シニア:1,100円/高校生・中学生・幼児(3歳〜):1,000円

※ 詳細はndjc公式サイトをご確認ください。

合評会の様子
左から(キャストと監督):遊屋慎太郎さん、中村映里子さん、守田悠人監督、安藤馳隼さん、 外海多伽子さん

『あわいの魔物たち』(2025年/ヨーロピアンビスタ/30分)

卒業生スタッフ:
監督・脚本/守田悠人(日本映画大学5期卒)
編集/山田佑介(日本映画学校16期卒)
音楽・音響効果/大村知也(日本映画大学5期卒)

ストーリー:
東京在住の野沢佳奈子(35)は、パートナーの倫太郎(33)、愛犬のサビ(9)を連れて空き家となった実家へ定期的に帰省し、いずれ家を売るときのために片付けを進めている。倫太郎は帰省のたび、近所の山でひとり写真を撮るのが習慣だったが、今回は珍しく佳奈子も山へ向かうことに。山中で二人は、別行動を取りながら、自然の中で各々の時間を過ごす。再び合流して家に戻った二人を待ち受けていたのは、サビの不在という思わぬ事態だった。

〈作品詳細〉 https://www.vipo-ndjc.jp/ndjc/6382/

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