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乙女よ、走れ

乙女よ、走れ

ドラマ|30min|DCP

ストーリー

とにかく明るくて奔放な高校一年生の久美は、クラスメイトでガリ勉強くんの俊也から告白される。けれど初デートの日、相手のことなどお構いなしの彼女は、あっさりフラれてしまった。親友の本子から別れた理由を聞かれた久美は、本子が俊也のことを好きなのだろうと勘違い。今度は本子を怒らせてしまう。本気の好きって何? 本気の気持ちって何? いつまでも変わらないと思っていた毎日が、関係が、うごきはじめる季節。乙女よ、走れ!

イントロダクション

とにかく明るく、自由奔放な高校一年生の久美は、クラスメイトでガリ勉くんの俊也から告白される。けれど初デートの日、相手のことなどお構いなしの彼女はあっさりフラれてしまった。本気の好きって何? 本気の気持ちって何?

「愛すべき人間を描いていきたかった。」

監督・原口大輝はこの作品のいたる所に登場人物の魅力を散りばめた。

表情、関係、言葉、行動で。しっかりと人物と向き合う。演出を行う上でも本気で向き合っていった。

他人の気持ちに鈍感ながらも元気いっぱいに生きる主人公・久美を演じるのは三上紗弥。そんな彼女に思いを寄せる男子・俊也に石田飛雄馬。そして、主人公のことを思いながら一番近くで彼女を見守る親友・本子を山本佳乃が演じる。全員が実際に現役高校生であり、それぞれのエネルギーでこの作品を盛り上げている。そんな彼女たちが作中で生き生きと走っていく姿はとても爽快だ。技術的には特殊機材によるダイナミックな映像と大規模なレール撮影にも挑戦した本作。

誰もが青春時代に感じたドキドキや葛藤、本気の気持ち。それらと不器用ながらも、真っ直ぐに向き合うということ…。青春を駆け抜ける高校生たちのいまを爽快感と躍動感いっぱいに描いた青春コメディー。乙女は走る。思いを込めて!

キャスト

三上紗弥

石田飛雄馬

山本佳乃

豊田真希

田山由起

神田美優

スタッフ

監督:原口大輝

脚本:武田恒

プロデューサー:木村創

助監督:大川奏耶、加門貫太、吉田雄大

スクリプター:飯塚楓

撮影:八木健太

撮影助手:丹野美穂、松崎湖太朗、中村晋

照明:佐藤楽

照明助手:茅嶋直大

録音:五月女真侑

録音助手:加藤麻倭、斎藤亮太、野澤玄、干場翔太

音響効果:金沢翔太、栁岡亜紀

編集:関口流輝

編集助手:飯塚楓、菅原宏展、田中奈津恵、中島玲香


音楽:田實竜一

車両:山中同

陸上競技指導:山田夏実、三宅辰典

応援スタッフ:梅崎誠仁、佐藤望、重富美空

車両協力:株式会社トヨタレンタリース神奈川 新百合ヶ丘店

キャスティング協力:Tristone、PuR、カートプロモーション、サンズエンタテインメント、オフィスMORIMOTO

グレーディングアドバイザー:倉森武、山口登

機材協力:株式会社三和映材社、NKL、アークシステム

衣装協力:KANKO

エキストラ協力:石川恭彰、井上智貴、榎本茉凜、岡本彗夢、金田幸代、佐尾岳、佐藤杏樹、鈴木晴佳、関口絵莉菜、関口和那、関口美菜子、高田華穂、高橋かれん、高橋美希、武田恒、坪井里緒、手塚由実、寺田夏帆、原田恵美、細井健介、山田夏実、吉川秀伸、渡邉玲

ロケーション協力:京王電鉄株式会社、ふれんど平尾、生田緑地、かわさき宙と緑の科学館、埼玉県立大宮光陵高等学校、西村麟太郎、武田恒、原口家の皆様

監督コメント

初めまして。「乙女よ、走れ」監督の原口大輝です。
まず、この学校の伝統的な卒業制作で監督をできて光栄です。

この作品を語る上で、監督として最も大事にしたのは人物。シナリオを初めて読んだ時に感じた底なしの主人公久実の魅力。この魅力を自分が、「どれだけ多くの人に伝え、共感し、愛して貰える」かがこの作品の肝になるのだろうと強く思い、考え始めました。だが、大きい声で笑って、笑顔が可愛いだけではいけない。愛すべきキャラクターにしたい。そんな気持ちだった。僕の周りには自分にとって魅力的だと思う人が何人かいる。他人の意見を尊重しつつ、相手を叱咤できる人。内気で臆病だが、しっかりと意志を持つ人。我が道を行き、不思議な力で周りを惹きつけていく人。まだ他にもいるが、こういった人たちの事を僕は心から愛している。こんな人達を参考にした。相手のことを考えた。より愛が増した気がする。

また1人の少女が恋愛をして成長する話だが、ただのラブコメにはしたくなかったし、映画として深みのある部分は必要だった。だから1人の人物を魅力的に描くためには、やはり周りの人物も魅力的でなければならない。それぞれの個性、人間性を理解し、共鳴させていきたかったからだ。作品の中で、主人公の親友 本子から「本気の気持ちに向き合わない久実なんて、私嫌いだから」と言うセリフがある。物語の中でもこれは重要な台詞の一つだが、僕にとっても、スタッフにとっても大切な台詞だったに違いない。だからこそ、本気でこの映画と向かい合うことができたし、この事を学ぶことができた。

撮影に関してのことを話すと、キャメラマンと打ち合わせは、もちろんしたが意外とサクサク決まっていった印象がある。だが、夏の代々木の駅前にある喫茶店の外の席で、人数分のコーヒーを1杯頼んで、3時間以上話していたこともある。その声を後で参考にする為に録音していたのだが、改めて聴くと、その議論はすごく楽しそうだった。
キャメラマン「このカットは何を撮るカットなの?」
僕「なんか良さそうじゃん」
そんなアホみたいな会話から始まっていた。
抽象を具体にしていく。紙を映像にしていく。その作業が幸せだった。

編集は、より創作的な思考で進めていった印象がある。色んな事をリセットしたような気持ちで進めていった。
音は音楽にこだわった。もともと自分が好きというのもあるかもしれないが、音楽家と2人で打ち合わせは密にした。

この4年間それぞれ必死で学んできた。スタッフ一同死に物狂いで過ごしたこのひと夏。全てが思惑通りでは勿論ないが、現状持ってるものは使ったと思う。映画を作ることってこんなに面白い。ここが僕のスタートです。この映画で、皆さんの中に何か残せたら最高の気持ちです。

監督:原口大輝

予告編

乙女よ、走れ

メイキング

乙女よ、走れ