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本学の卒業制作は、各コースの学修に応じて「ドラマ」「ドキュメンタリー」「公演」「シナリオ」「文芸」それぞれの集大成を仕上げるものです。
この度の上映会でご覧いただく卒業制作〈ドラマ/ドキュメンタリー〉では、企画・脚本・キャスティング・ロケハン・リハーサル・撮影・ポストプロダクションなどを学生主体で手がけ、約1年かけて完成させたものです。
制作の過程で数々の困難や失敗を経験しながら、今年度はドラマ2本・ドキュメンタリー3本の映画が完成しました。予告編などの制作も学生によるものです。
2024年度の卒業制作は、毎年のように夏に感染拡大するコロナへの警戒と、年々深刻になる熱中症への注意を十分に払いながら、各班一丸となって制作に取り組みました。
脚本は全学生から募集して選考し、学生による最終投票で『ホール・イン・ハート』『散り菊のころ』の2作品の制作が決定。脚本直しを終えたのち、各班でロケハンや美術打ち合わせ、スケジュール作成といった撮影準備にとりかかり、7月にクランクインをしました。そして約一ヶ月の間、酷暑に負けず撮影を続け、粘り強い努力の末にクランクアップを迎えました。ポストプロダクション工程においても気を抜かずに、編集に次いでアフレコ、オールラッシュを経てグレーディング、そして整音からダビング作業へと段階を踏んでいき、無事11月に完成。学内での合評会に至りました。
3年次後期の授業「企画ワークショップ」にて、学生の企画書を独自性、先見性、実現性の点で検討していくことからスタートしました。その結果、『生きている』『救火阿三』『晩夏ノ蝉』の3作品が決まり、企画趣旨を共有できるスタッフによって制作班が編成されました。その後は班別にスケジュールを策定し、取材調査に取りかかり、各地で撮影を進行。随時データ整理や文字起こしをしつつ、構成案を練り直しながらそれぞれの作品をまとめていきました。編集も第一次、第二次と何度も重ねていき、最終的に形になったのはドラマ作品と同様、11月でした。
ポストプロダクションと並行して作品展開とパブリシティを学びます。配給会社や劇場、映画の興行に携わる方々のお話をうかがうなどして、作品を観客に届けるプロセスを体験的に学修します。
今年度は『キノ・ライカ 小さな町の映画館』監督のヴェリコ・ヴィダクさんをお招きし、公開授業を行いました。
作品のあらすじやイントロダクションといった上映用資料やポスターのデザインを考え、予告編を制作・公開し、WEBやSNSでの宣伝活動を行います。
6Fロビーの上映会特設受付にて、12:00より整理券を発券いたします。
入場には整理券が必要となり、発券は先着順・全席自由席とさせていただきます。
満席時は入場をお断り致しますので予めご了承下さい。
また特別招待券をお持ちの方は、上映会受付にてご提示下さい。
ご不明な点がございましたら受付スタッフへお問い合わせ下さい。
各作品の開場時刻までに劇場入場口前でお待ち下さい。
整理券番号順での整列、入場のご協力をお願いいたします。
また上映中の入場をお断りする場合がございます。予めご了承下さい。
座席の指定はございません。
途中入退場の場合は整理券が必要となります。
上映時間が前後する場合があります。予めご了承下さい。