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ドキュメンタリー
コース

ドキュメンタリーコース

ドキュメンタリーをとおして人間を見つめる
企画、撮影、編集…、すべてを体験的に学ぶ。

コース紹介

ドキュメンタリーとは何か? 記憶と記録のギャップの中に創り手のまなざしがあります。フィクションとノンフィクションの境界は実は曖昧なもの。映像と現実の不一致を確かめながら、メディアのあり方、ジャーナリズムの役割、そして映像によるコミュニケーションの多様性を学びます。

学びのポイント1

身近なツールを使って、「ドキュメンタリー」の進化の過程を体感するとともに、企画のあり方を考え、独自性、先見性、実現性などを探ります。

学びのポイント2

徹底的な取材調査で立体的な人間描写を追求し、少人数編成 (2~5人)の実習ですべての役割を経験しながら、映画作りの基本を学びます。

キャメラを通して人間と向き合うとはどういうことか。映像と現実の不一致を確かめながら、メディアのあり方やジャーナリズムの役割について考えます。

日本映画大学のこだわり

前身である日本映画学校以来、最も大切にしているのは、徹底して人間と向き合うこと。そして、こうした理念から生まれる映像作品のひとつとしてドキュメンタリーを重視し、映像・映画を教える大学としては数少ない独立したコースを設けています。
多くの優れたドキュメンタリー作家を輩出し、自分自身という人間と向き合う「セルフ・ドキュメンタリー」という映像界のムーブメントの発信地になるなど、確かな実績を築いています。

ドキュメンタリー専門基礎演習

メッセージ

学生メッセージ

丸山さん

取材で出てきた事実をどう見せていくか。
自分が思っていた映画の幅が広がった。
丸山 朔太郎 さん
ドキュメンタリーコース 4年生
福岡県 福岡大学附属大濠高等学校 出身
フィクション・ドラマの演出で掴めない部分があり、映画を作る上で違う方法はないかと考えていました。そういった模索をするなか取材に行って出てきた事実をどう見せていくかという取り組みをし、自分が何を伝えたいのかハッキリしてきました。それまでできなかった“この作品がどういう映画になるのか”というイメージができたんです。入学するまであまりドキュメンタリーは観ていませんでしたが、自分が考えていた「映画」の幅が広がったと思います。今もドキュメンタリー映画について日々考えながら過ごしています。

●印象に残っている授業/ドキュメンタリー専門演習Ⅰ
ドキュメンタリーコースに入って初めての授業で、「外国人の暮らしを撮る」をテーマに15分の短編を制作しました。当初はドキュメンタリーが何かということが分からずコースへ入ったのですが、この授業を通じてどういう気持ちや考えで作っていけばよいのか、どうすれば映画になるのか、その手掛かりが掴めたと思います。

担当教員メッセージ

教授 安岡卓治

作り手の想像力がモノを言う
ドキュメンタリーは「フィクション」だ。
安岡 卓治
YASUOKA Takaharu
教授/映画プロデューサー
事実を淡々と映し出すイメージを抱かれがちなドキュメンタリー。しかし、キャメラで切り取れるのはあくまでも現実のごく一部。作り手が一貫したテーマ・コンセプトのもと、想像力と柔軟性をもって数々の「断片」をつなぎ合わせ、どのように再構成するかが作品のクオリティを左右します。取材を受ける側は、キャメラを向けられることで無意識に「演技」をしてしまうものです。キャメラの存在を気にせずに話をすることができる環境や人間関係作りによって、観る側の心を揺さぶる言葉が引き出される。そして、その人の存在価値やメッセージを社会に伝える深みのある作品ができていくのです。
そこに描かれるのは作り手の世界。フィクションといってもよいでしょう。

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