第38回東京国際映画祭(10月27日~11月5日)のラインナップが発表され、以下の通り本学園卒業生の監督作品が各部門に選出されました。また昨年に続き石坂健治学部長がシニア・プログラマーを務めます。
〈東京国際映画祭公式サイト〉 https://2025.tiff-jp.net/ja/
黒澤明賞
受賞者:李相日(日本映画学校11期 1999年卒)
*黒澤明賞……故・黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していきたいとの願いから、東京国際映画祭が世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈る賞。
選考委員による受賞理由:
李 相日監督は、しばしば社会の矛盾や人間の罪の問題を扱った重厚なテーマを描きつつ、それを多くの観客の共感を呼ぶヒューマニズム溢れる人間ドラマとして昇華させてきました。最新作『国宝』はカンヌ監督週間を始めとする多くの国際映画祭で上映されるとともに、日本国内でも幅広い観客層に支持され、商業的な成功をおさめました。今後の日本映画、そして世界の映画を牽引することを期待し、李 相日監督に黒澤明賞を授与します。
詳細はこちら https://2025.tiff-jp.net/news/ja/?p=66577
アジアの未来部門 特別オープニング作品『佐藤忠男、映画の旅』(ワールドプレミア上映)
監督/寺崎みずほ(日本映画学校22期 2010年卒)
撮影/大久保千津奈 先生
編集/遠山慎二(日本映画学校15期 2003年卒)
予告編制作/北川帯寛(同22期 2010年卒)
上映日時:10/28 [TUE] 21:00- TOHOシネマズ シャンテ スクリーン2
上映詳細はこちらをご確認ください。
予告編『佐藤忠男、映画の旅』
アジアの未来部門『みんな、おしゃべり!』(ワールドプレミア上映)
監督/河合健(日本映画学校23期 2011年卒)
脚本/河合健 乙黒恭平(同期) 竹浪春花(同期)
上映日時:10/30 [THU] 10:30- 角川シネマ有楽町|11/03 [MON] 18:30- 角川シネマ有楽町
上映詳細はこちらをご確認ください。
予告編『みんな、おしゃべり!』
ガラ・セレクション部門 正式出品『兄を持ち運べるサイズに』
脚本・監督/中野量太(日本映画学校12期 2000年卒)
プロデューサー/若林雄介(同)
撮影/岩永洋(同19期 2007年卒)
照明/谷本幸治(同12期 2000年卒)
編集/瀧田隆一(同20期 2008年卒)
音響効果/勝亦さくら(同15期 2003年卒)
上映日時:10/31 [FRI] 20:05- 丸の内ピカデリー2|11/02 [SUN] 17:10- TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン13
上映詳細はこちらをご確認ください。
予告編『兄を持ち運べるサイズに』
Nippon Cinema Now部門 正式出品『名もなき鳥たち』(ワールドプレミア上映)
監督/ヤン・リーピン[杨礼平] 日本映画大学8期 2022年卒
上映日時:10/31 [FRI] 19:20- 角川シネマ有楽町|11/03 [MON] 13:00- 丸の内ピカデリー2
上映詳細はこちらをご確認ください。
予告編『名もなき鳥たち』
アニメーション部門 正式出品『トリツカレ男』(ワールドプレミア上映)
監督/高橋渉(日本映画学校10期 1998年卒)
上映日時:10/29 [WED] 19:00- TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン13|11/02 [SUN] 20:30- 丸の内ピカデリー2
上映詳細はこちらをご確認ください。
予告編『トリツカレ男』
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