評論や小説を書くために必要な知識と方法を身につけます。
言語世界を構築していくとはどういうことかを理解し、言葉として成立させるための技術、文章を書く力と持続力を徹底的に鍛えます。
小説、評論などを書くために必要な知識と方法を身につけます。
映画祭合宿等のフィールドワークを通して映画評論を学ぶともに、思想哲学をめぐる文芸評論も修得します。
卒業制作で書いた評論や小説を各種新人賞に応募することを目標とします。
活字出版の基本を身につける「雑誌制作」
機関誌『日本映画大学だ!』を制作することで、企画、編集、原稿執筆からデザイナー・印刷所とのやりとりまで、紙媒体が出版されるまでの⼀連の制作フローを学びます。また、活字として表現されることの責任を理解します。
あらすじをもとに即興で演じることで、台詞やドラマの発生を主観で体験する「インプロビゼーション演習」
身体・心・頭のすべてを使って脚本を書くための基礎訓練です。台詞がない状態で人物の関係とあらすじ(プロット)だけを頼りにインプロビゼーション(即興)でシーンを作り、撮影し、脚本化します。それを書き直しながら再び撮影します。頭で書いた物語と、映像の中で生きている人物を描くことの差異を体験的に理解します。
自らの考えを適切に文章で表現するための技術を学ぶ「文芸専門演習Ⅰ〈読解・ライティングWS〉」
他者に伝えたいことを伝えられる言葉で書くこと、また同時に他者の原稿の読み方を学び、相互に批評を加えながら繰り返し書く訓練をします。専門的な技術を修得すると同時に、文章を書く持続力と体力を養います。
様々なジャンルの批評を読む力・書く力を身につける「文芸専門演習Ⅱ〈批評〉」
映画批評、文芸批評、サブカルチャー批評の作品を取りあげ、それらが対象についていかに思考し、その思考を作品化しているかを学びます。問題意識と批評⽅法を発見・展開するための批評文の執筆、発表、議論を行い、読む力・書く力を高めます。
4年間の集大成「卒業制作〈文芸〉」
これまで修得したあらゆる知識と技術を総動員して、評論、小説などの執筆に取り組みます。また、外部の新人コンクールにも挑みます。完成した作品は「卒業文芸集」にまとめます。