コントでさまざまな女性を演じるだけでなく、
メイク術や化粧品に関する動画配信を行い
人気を博しているレインボー・池田直人さん。
注目の若手芸人、そのルーツに触れてみた。
プロフィール
池田 直人
93年大阪府生まれ。日本映画大学2期2016年卒。東京NSC18期生。16年にジャンボたかおとレインボーを結成、18年元日に放送された「ぐるナイ おもしろ荘」で優勝を果たす。
【おもな作品】
『レインボーコントチャンネル』(YouTube)
『おはスタ』(テレビ東京・木曜日レギュラー)
『劇場版 ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人4~』(22)
近作情報
レインボー池田直人の美しちゃんねる
YouTubeで19年に開設した動画配信。美容法を紹介するシリーズや、卓越したメイク術で男性芸人を美しい女性へと変貌させていくシリーズなどをアップ中。
──芸人を目指すきっかけはなんですか?
小学校でお笑い部をつくってみんなを笑かせてたってところからスタートしていると思います。
──人気者だったんですね。
休み時間にクラスを回ってギャグを見せたり、落語を一本暗記して披露したり。応援団長をやったこともありました。
これは高校のときかな? みんな元素の周期表を覚えられへんから、僕が「♪水素、ヘリウム、リチウム、ベリリウム、ホウ素!」って歌をつくって踊ったんです。そしたらみんな、笑ってくれて、覚えて、テストでいい点数をとれた。先生からも感謝されました(笑)。そういう経験が出発点です。
──さぞかしモテたことでしょう。
いや~モテないですよ。女子的に〝彼氏がピエロ〟は嫌でしょ?
それに……中学校はふたつの小学校区が一緒になったんです。僕のいた東小学校のみんなは「コイツおもろいねん、みんな見てや」って言ってくれるけど、西小学校の出身者は「どこが?」。
西の子たちに「自分、授業中うるさいのわかってる?」とかって軽くシメられたこともあった。中1、中2は生き方、ムズかったです。